Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

風向計の謎を解く その24(風向計の設計、振り出しにもどる)

中国から新たに輸入した風向計は2種類。 ひとつは0-5Vのシグナルをだすもの。もうひとつは、4-20mAのアナログ信号がでる。 このセンサーだと180度(真後ろ)からの風がゼロにならないし、マイナスの電位が発生しないので右か左か片方にしか針が振れない。 …

計器パネルとGPSスピード&ログメータ取り付け その4 取り付け完了

GPSスピードメータは、外部電源でうごくだろうが、どのくらいもつのだろう。 メーカーの公表している性能では、消費する電流は100mA以下とある。 それは、おそらく12ボルト換算だろう。ということは、1時間つかうと、必要な電力量は1200mAHか? Ankarの電池…

風向計の謎を解く その23(風速計をUSB A電源で動かしてみた)

GPS用に購入したUSB電源モジュールで風速計がうごくかやってみた。 もし動くのであれば、風速、風向計も外部電源でまかなうという選択肢もでてくる。 すでに12ボルトで動くことを確認していたので、電流さえキャパオーバーにならなければ動くはずだ。 ちなみ…

風向計の謎を解く その22(別の風速と風向センサー到着)

前回購入したセンサーにはセンサーがついておらず、だったらセンサーじゃないよなあ、ということで別のタイプのセンサーを購入した。 10日ほどで、中国から送られてきた。 風速、風向ともに、12ボルトをいれると、0-5vの信号か、あるいは4-20mAの電流が流れ…

計器パネルとGPSスピード&ログメータ取り付け その3

計器パネルに入ってくる電源をソーラーパネルからの充電用の配線に変更し、バッテリーとの間にチャージコントローラーをいれてしまったので、パネルには”電源”がないという事態となった(なっていた)。 GPSだが、100ミリアンペア以下の消費らしいので、…

番外編 紀尾井町と佐賀関

木曜日、縁があって紀尾井町にあるニューオオタニの日本庭園を散策した。 とても疲れていたのだが、しばしの休憩、とてもリラックスできてよかった。 都心にこんな空間があるのが不思議だ。おすすめのスポットだと思う。このホテルの敷地は、彦根の井伊家の…

計器パネルとGPSスピード&ログメータ取り付け その2

GPSスピードメータの通電する前に、念入りにプラスマイナスを間違ってないかチェックした。 それ間違うと、下手すると火花がでて機械も壊れる。 電線どおしの接続は、ねじこみコネクタを使った。 本来だと、もうすこししっかりと端子でとめるべきなのだろう…

計器パネルとGPSスピード&ログメータ取り付け

パネルが綺麗になった。 GPSには配線が必要だ。 ソーラーパネル電源と並列でいけるかなと思い、とりあえずねじ込みコネクタで接続した。 アンテナは、ハルの内側に両面テープでとめた。 パネルの横から、GPSのスイッチを出すことにした。 アンテナにはへんな…

風向計の謎を解く その21(中国のショップから返事が来た)

センサーがないんですが、別売りですか?、、と問い合わせたところ、週末にもかかわらず返事が来た。 返事は、”商品は裸のシェルだけ、センサーをいれる場所があるので、それを探していれてください”、とのこと。 シェル(ハウジング)だけってのは分かるの…

風向計の謎を解く その20(別の風速風向計センサーを中国通販サイトへ発注)

なんとなく解決しそうな気がしないので、別のメーカーのものを買うことにした。 0-5Vでうごくというものと、4-20mAでうごくものを買ったので、このままいくと家の中が風速風向計だらけになる。 試作品を作りながら、最終製品をつくるという作業は、お金と時…

風向計の謎を解く その19(中国から風速風向計センサーが届く)

またもや大失敗。 というか、中国サイトにありがちな話にひっかかった。 安いなと思って購入したカップ式風速センサーとウインドベーン式風向センサーが一体になった部品だが、肝心のセンサーはついてなかった。 これでは使い用がない。 通販サイトに、いっ…

計器パネルのニス塗り終わる

完了ということにした。 2週間以上やってるので、20回以上は塗ってると思う。 途中で何回めか分からなくなった。 計器(風速計、風向計)そのものができてないので、どうしよう。。。 毎回ニス塗りでおもうが、作業は地味だし、時間がかかる。 なので家でや…

風向計の謎を解く その18(ダイソーで電子工作道具購入)

回路のおおまかな設計はできたので、プロトタイプそのものを工作する必要がある。 はんだゴテとニッパーくらいはいるだろう。 船に積んでるだが、取りに行くには、往復2時間、高速代が往復で2000円強。 同時進行中のメーターケースの仕上げ塗装用に小筆が欲…

風向計の謎を解く その17(またやってしまった!)

単回転型のポテンシオメータが届いた。 多回転は、通常10回転で、単回転はエンドレスと書いてあったのだが、この単回転型は、なんと文字通りで1回しか回らない!! とほほ。 最終段階の抵抗として使用して、方向と電流のキャリブレーションができるように…

風向計の謎を解く その16(プロトタイプ回路が動いた!!)

一応、うごいた! ポテンシオメーターを回すと、電圧が変動し、検流計である風速計を動かすことができるようになった。 これでポテンシオメータに風見をつけたら、風向計システムの完成となる。 ただし、いまのポテンシオメータは、エンドレスに回転できない…

風向計の謎を解く その15(プラス〜マイナス5ボルトを可変変動させてみた)

回路図はできたもののうまくいくかは分からない。 理論通りにいくのか? なんといっても素人のすることなので、ひょっとしたら理論そのものがおかしいかもしれない。 マイナス電源とプラス電源を直列にしてるわけだから、負荷がない状態だと短絡させてるのと…

風向計の謎を解く その14(風速計プロトタイプ回路)

正負電源のプラスとマイナスの間にポテンシオメータをいれて、可動範囲の抵抗値の中心からプラスとマイナスに電流を振れるかどうか、実際にやってみた。 回路としては、以下のとおり。 適当な電圧でDC/DCコンバーターのユニットへ入力。コンバーターの出力を…

風向計の謎を解く その13(風速計にも通電してみる)

風速計にも5ボルトの電源と抵抗を直列配線して通電させてみた。 まずは、ポテンシオメータを10kΩにセットして通電させると針は15ノット付近を指すことが分かった。 5vの電源に約10kΩの抵抗をいれて風速計を通電。針はおよそ15ノット付近まで振れる。 次に、…

風向計の謎を解く その12(風向計に5v 正電源+抵抗で実験)

もしもプラスマイナス5ボルトでの正負電源で風向計を制御するのであれば、適切な抵抗によって マックスで0.5から0.6 mA程度の電流が流れる必要がある、というのが乾電池での実験から導き出された仮説ではある。 なので、それを5ボルトの電圧で抵抗をいれて…

風向計の謎を解く その11(可変電圧レギュレーター)

中国製の電源レギュレータ(?)が到着した。 適当な電圧をいれると、一定の電圧での正負電源がとれる。 しかも、出力側の電圧は、半固定の可変抵抗で好きな電圧に変更できる。 安定化(DC)電源をもっていないので、昔のバッテリー充電器で6ボルトと12ボル…

風向計の謎を解く その10(メーターボックスのお色直し、もう一息)

ミルキーホワイトから真っ白に変わった。 もう一回、仕上げの塗装が要りそうだ。 こまかいところが微妙にきたない。 ケース裏側。どうせ見えないのだが、塗ったのは気持ちの問題。 表面。アクリルをもう少し研磨しないと新品みたいには見えない。窓の内側は…

風向計の謎を解く その9(1.5vの電池とポテンシオメータで風向計を動かしてみる)

いったいどれ程の電流が流れれば適切なレベルで風向計が動くのか? 微弱な電流を変動させることで検討したいと思った。 しかし、家に電線がないことに気がついた。 ネットで実験用にワニ口クリップ付きの電線を買ったが、まだ届いていない。 はやく電流流し…

風向計の謎を解く その8(検流計の電流)

購入した抵抗器をつかって、風速計と風向計に電流を流してみた。 1.5vの乾電池に2kΩの抵抗をいれると、内部抵抗を無視できるとしたら、7.5mAの電流が流れるのだろう。 まずは、風速計だが、7.5mA流したら20ノットを示した。 すくなくとも振り切れない電流が…

風向計の謎を解く その8(電子部品がとどく)

ツェナーダイオードが小さすぎて、どうやってつかうのかが分からない! 部品がとどいた。ダイオードが小さすぎる?

風向計の謎を解く その8(部品まってる間にメーターボックスのお色直し開始)

風速、風向計のケースは、アルミ製。 アルミの上に黒い塗装が施してあったが、さすがにウン十年の経年変化は避けられない。 レストア開始した際に、あまりに電食がひどく、塗装もはげてたので、応急処置的になんのプライマーも塗らず、へたすると研磨もせず…

風向計の謎を解く その7(多回転、単回転? やっちまった可能性大)

「すぐに使える!オペアンプ回路図100”」を読み返してみて、あれっと思う。 ”ポテンシオメータには、多回転型(通常10回転)、1回転型(エンドレスに回転する)、直線型などがあります。”と書いてある。 ネット通販で購入したポテンシオメータは、多回…

風向計の謎を解く その6(ユニバーサル基盤発注)

電子回路を組む際には”基板”、つまり部品の土台が要る。 大昔、10代のころ工作していたころは、エッチング、つまり金属を溶かす技法で基板をつくっていた。 その後、穴がいっぱい空いた基盤がでてきたのだが、その名称を知らないので、なんだったけと検索…

風向計の謎を解く その5(正負電源用パーツをオーダー)

富田豊教授が書かれた本(すぐに使える!オペアンプ回路100)に出ていたのは、いったん2つのツェナーダイオードで正負電源をつくり、ポテンシオメータでプラスマイナスで電圧を分けるというもの。 そのシグナルをオペアンプで増幅するというものだ。 な…

風向計の謎を解く その4(正負電源の選択)

風速風向計レストア計画だが、いったん整理して、どうすればよいのか考えてみた。 一番簡単な方法は、Raymarineの最新型、マルチディスプレイに変える(笑)。 左右に緑と赤い印がついていて、見た目的にがかっこいいのは、ちょっと旧式のI60のディスプレイ…

計器パネルのニス塗り続く・やってしまった!

最終段階の水研ぎにはいった。 途中で何度か、サンディングしているが、今回多少気合いをいれて磨いていたら、埋めたパテが浮き出て来た。 それを分からないように再着色し、ニスを重ねていく。 地味な作業がひたすら続く。 水研ぎ前、もうすこし表面が綺麗…