Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

風向計の謎を解く その11(可変電圧レギュレーター)

中国製の電源レギュレータ(?)が到着した。

適当な電圧をいれると、一定の電圧での正負電源がとれる。

しかも、出力側の電圧は、半固定の可変抵抗で好きな電圧に変更できる。

安定化(DC)電源をもっていないので、昔のバッテリー充電器で6ボルトと12ボルトで通電してみたら、どちらの入力電圧であっても出力側の電圧は一定だ。

すごすぎる! どういう仕組みなのかは分からないが、5端子のICチップみたいなのがあるので、おそらくいわゆる3端子レギュレーター(DC/DCコンバーター)を二ついれこんだチップなのだろう。

コンデンサーとコイルがあるのはなぜ? AC/DCの変換であればわかるが、なぜだろう。

電気を流してみると分かるのだが、電源を切ってからしばらく微量な電力がのこっていてフェードアウトしていく。

おそら発生させたくDCのノイズを消すために入れているのだろう。

ちなみに、デフォルトの出力は、プラスマイナスで15ボルトのようだ。

”すぐに使えるオペアンプ回路図100”に紹介されていたポテンシオメータ型センサーでのでの入力電圧が、プラス5とマイナス5ボルトだったので、いろいろなシミュレーションを5ボルトの正負電源を前提にやってきた。

なので、プラスマイナス5ボルトで調整してみたら、基板内にある可変抵抗で簡単にできてしまった。入力が12ボルトであっても6ボルトの入力であっても、プラスマイナス5ボルトで出力されることを確認した。

ということは、電圧を下げて制御するだけでなく、昇圧もできるということ。

あらためてお利口さんの回路だ。

写真うえから12ボルトまたは6ボルトDCが供給される。はいってすぐに、5端子のチップにはいる。おそらくこれがDC/DCで制御するコンバーターの回路。そのあとコイルとコンデンサーが並列回路がペアで設置されているので、ここでノイズを除去して出力側に安定化された正負電源が供給される。ということのようだl。