中国製の電源レギュレータ(?)が到着した。
適当な電圧をいれると、一定の電圧での正負電源がとれる。
しかも、出力側の電圧は、半固定の可変抵抗で好きな電圧に変更できる。
安定化(DC)電源をもっていないので、昔のバッテリー充電器で6ボルトと12ボルトで通電してみたら、どちらの入力電圧であっても出力側の電圧は一定だ。
すごすぎる! どういう仕組みなのかは分からないが、5端子のICチップみたいなのがあるので、おそらくいわゆる3端子レギュレーター(DC/DCコンバーター)を二ついれこんだチップなのだろう。
コンデンサーとコイルがあるのはなぜ? AC/DCの変換であればわかるが、なぜだろう。
電気を流してみると分かるのだが、電源を切ってからしばらく微量な電力がのこっていてフェードアウトしていく。
おそら発生させたくDCのノイズを消すために入れているのだろう。
ちなみに、デフォルトの出力は、プラスマイナスで15ボルトのようだ。
”すぐに使えるオペアンプ回路図100”に紹介されていたポテンシオメータ型センサーでのでの入力電圧が、プラス5とマイナス5ボルトだったので、いろいろなシミュレーションを5ボルトの正負電源を前提にやってきた。
なので、プラスマイナス5ボルトで調整してみたら、基板内にある可変抵抗で簡単にできてしまった。入力が12ボルトであっても6ボルトの入力であっても、プラスマイナス5ボルトで出力されることを確認した。
ということは、電圧を下げて制御するだけでなく、昇圧もできるということ。
あらためてお利口さんの回路だ。