Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

24年ぶりにセーリングしてみた

再進水が終わった翌日(2022.5.3)、マリーナの沖でセイルをあげてみた。 微風で遅いけど、気持ちがいい。 エンジンを切ると、波の音だけがする。 翌日から遠出をしてみようかと思ったが、やめた。 もうすこしシェークダウンさせたほうが良いだろう。 初セーリ…

2022年5月2日 ひっそりと(プレ)再進水 その3 エンジン始動のはずが・・

5年の歳月をかけてレストアした(正確にはレストア途中の)Macrophage IIが海に浮かんだ。 マリーナ事務のTさんがシャンペンをもってお祝いに来てくれた。 この瞬間を予期して、用意してくれてたのだ。 乾杯。涙が出てしまった。 とはいうものの、感情に浸っ…

2022年5月2日 ひっそりと(プレ)再進水 その2 いよいよ着水

5年間、いろいろやってきてとうとう着水するわけだ。 キールをカバーしているFRPは、どちらにしても吊るした状態でないと修復できないので、ここで凹む必要はない。いつかやればよい。 それより、今は水に浮かぶということのほうが重要なのだ。 クレーンはゆ…

再びスロットルレバーの巣穴3

レバーを船に持ち帰り、機械で研磨してみた。 やすりで磨く 結局、砥石をドリルで回すのがはやい。最初からそうすればよかった。。。 それでも巣穴はみえるのだが、これくらいにしないと原型がなくなる。 さらにサンダーでみがく(ペーパー砥石#400) #40…

雪!

火曜日から水曜日にかけて雪がふった。 土曜日になってもその雪がまだ残っている。 そしてまた雪が舞う。 国東半島の北側では雪がふっていても、ほんの数キロ南は晴天だったりする。 足を濡らすと凍傷になりそうだ。 デッキに積もった雪デッキに置いておいた…

再びスロットルレバーの巣穴2

結局、やすりで削りまくった。 巣穴はわかりにくくはなったが、完全には消えない。。 見えないところも、顕微鏡でみたらもっと深いところまで穴があるのだろう。 傷だらけになったので、ここから磨くのはまた大変。 素材が、浅いところで0.1-0.2mm、深いとこ…

再びスロットルレバーの巣穴

機械で研磨したレバーを日光のもとみてみるとどうしても巣穴がめだつ。 ”メッキは剥がれない”というのは、誤りだった。 一生懸命磨いていたのは、すでにメッキが剥がれたあとの素材そのものだった。 クロムメッキを剥がす途中で銅の色がでていたので素材は真…

2022年5月2日 ひっそりと(プレ)再進水 その2 トラブル発見

いよいよ海に降りていく。5年かけてレストアしたわけで、気持ちが高まらないはずがない。 クレーンにセットされ、ゆっくりと船が空中へあがっていく。 釣り上げられたMacrophage II キールの下は、船台にのっていたのでレストアできていない。 残念なことに…

2022年5月2日 ひっそりと(プレ)再進水 その1

船体、船底、デッキ、エンジン、リギンとある程度レストアが進んだところで、2点確認する必要があった。 ひとつは、エンジンがちゃんと回って、短く切ったシャフトでうまくプロペラがまわり推進力をだしてくれるかどうかの確認。 もうひとつは、仕切り直し…

寝袋の収納

土、日はお仕事。。 ヨットはお預けといいたいところだが、行かないと精神的的に安定しないので、仕事帰りに車を飛ばし、船に宿泊、翌朝”チェックアウト”して仕事にもどる、という意味不明の行動をとってしまった。 夜な夜なキャビンで電動工具でスロットル…

スロットルレバー 再再度やり直し!

パテで仕上げてみたものの気に入らない。 なにが悪いというわけではないが、これ違う、、という感じ。 スロットルレバーは、かっこよくないといけないと思う。 パテだと、まるでプラスチック製みたいに見える。 レストアとは元に戻すという意味だ。 やっぱり…

スロットルレバー仕上げ

エポキシ系のアルミパテは、完全硬化したはず。 このアルミパテは曲者で、所詮はエポキシなので、とても硬くてよいのだが、たぶんそのうち紫外線でやられる。 そこで、せめて表面をウレタンで保護してあげようと思った。 二液ウレタンがベストだが、家でやる…

ジブセイルがあがる

ラフテープのサイズが細くなった。 昔のファーラーのサイズはもう使われてないのだろう。 これでセイルを揚げやすくなったかというとよく分からないが、みなさんこのサイズみたいなので大丈夫なのだろう。 やく20年ぶりにセイルセット! ジブシートは新品だ …

ジブセイル、ラフテープ交換

船体に名前がはいり、リギンも新品になった。 メインセイルもあがったし、あとはジブをあげてみようとバウに行ってみて大きな問題が発覚した。 新しいファーラーのラフの溝と、セイルのテープのサイズが合わない! ジブをあげるのはお預けとなった。 いった…

番外編 佐田岬

今年初出張。 Macrophage IIに空からバイバイーー。 数分後四国上空、速い! 三崎港の奥にリアス式海岸がみえる。深い入江だ。夏場とかアンカリングできないかなあと想像が膨らむ。。。

微妙な傷が気になりパテ2回め

遠目にはわからないけどやり直し。 気持ちの問題。。。

本日の作業 スロットルレバーパテいれ

”メッキは剥げる”という言葉がある。 今回、スロットルレバーのメッキの錆と剥がれを修復しようとして思ったが、”メッキは(簡単には)剥げない”。 正確にいえば、クロムメッキは研磨で剥げる。しかし、その下にでてきたのは、銀色のメッキ。おそらくニッケ…

船名いれ

船体塗装、船底リセットなど終わった時点で、そろそろ海に下せそうな状態となった。 2022年4月、新しい名前をいれた。 カッティングシートに船名を印字カットしてもらった。 Macrophage IIとして復活まじか2022年4月

番外編 鏡開き

マリーナからの差し入れ! おいしく頂きました!

本日の作業 スロットルレバーの塗装と研磨

スロットルレバーのメッキの剥がれは120番で必死に研磨してもビクともしない。 パテで誤魔化そうとしてパテをいれてみたが、やっぱりやめた。 機械で研磨したら、あまりうまく成形できなかった。 よくみると、レバーは簡単に外れることが分かったので、はす…

本日の作業 清水タンク再度締め付け

清水タンクの水漏れはマシになったが、ほんの少しだが、やはり漏れているようだ。 アウトレット側のホースの接続部品を締め上げたら漏れが減ったということは、やはりそこからの漏れなのだろう。 プライヤーで締め付けても止まらない、、、ということで、プ…

本日の作業 バルクヘッドニス6コート目

厳密には昨日の作業。 船室バルクヘッドのニスぬりは続く。 先週塗った塗膜を600番で再研磨(水研ぎ)し、6コート目まで塗装。 傷は殆ど分からなくなったが、光の角度によっては残っている。 気になりだすと気になる。 もはや自己満足の世界? 他にもやるべ…

本日の作業 スロットルレバー再塗装準備

エンジンのスロットルレバーの傷みが激しい。 強度的な問題ではなく、メッキの剥がれ、塗膜の剥がれ、みための問題だ。 次の工程として、メッキを完全にはぐか、パテなどでごまかすか、の選択。 どうしようかな、と考えながら、かるく研磨して、終了。 スロ…

金属みがき

船の部品には金属製も多い。 真鍮は、ピカピカに磨いても、ほっとくとどす黒い錆で覆われるる。 アルミは、傷つきやすく、磨いてもなかなか元通りにはならない。 傷にはアルミ色のパテがあるので塗り込むと一瞬きれいになるが、パテなので、使った時点で金属…

ベンチレーターパウルの設置

ヨットの船室は、水密でないといけないが、同時に換気も必要である。通常デッキには、ベンチレーターという通気口が設置されている。 ベンチレーターは、開閉ができるタイプのものと、あけっぱなしのものがある。後者は、空気は入るが水は入らないように空気…

マストからの配線とスルーデッキ設置

マストが立って、航海灯をつけた。 このレストアを機に、航海灯類については、シンプルなものに変更した。 ミニマムを考えれば、両色灯とマストトップの白色全周灯があれば、国内ルールにおいては、機走も帆走も可能だが、マスト前照灯と、船尾灯は残すこと…

ロッカー再整備 その2

プロパンは廃止にした。 最近は、ヨットの燃料としては危ないという認識で敬遠されているらしい。 カセットガスのほうがどこでも売っていて便利だと思う。 しかし、冬の間は、気化しにくいのが最大の難点だ。 全体を白、蓋を木目調にしてみた 塗装後2022年3月

ロッカー再整備 その1

Macrophage IIのコックピットのロッカーはひとつしかない。 右舷前方の座席が蓋になっていてその下に収納スペースがある。 そこには約20リットルのタンクがついていたが、錆ついていて安全性に問題ありと判断した。 それと20リットルでは3GMエンジンを賄う…

セイルセット!

レストア開始から約5年、メインセイルをあげることができた! マストをあげてブームをセットし、メインセイルをあげてみた2022年1月

船体のストライプ色変え その5 

ストライプの色を変えるにあたって、船体が白なので、なにかコントラストの映えるものを考えて、オーソドックスに赤とした。 初代Macrophage が、紅白だったので、そのイメージも影響したように思う。 船体へのストライプ入れは、テープを貼るやり方もあるよ…