ヨットの船室は、水密でないといけないが、同時に換気も必要である。通常デッキには、ベンチレーターという通気口が設置されている。
ベンチレーターは、開閉ができるタイプのものと、あけっぱなしのものがある。後者は、空気は入るが水は入らないように空気の通路が工夫されている。
ベンチレーターの帽子のことをカウルと言う。ヨットの部品の英語名は難しい。
そのカウルであるが、ポリ塩化ビニルで作られたものが多く、Macrophage IIのそれもPVC製だ。
パウルが、バウにひとつ、デッキ中央右舷、デッキ中央左舷にひとつづつ設置されている。バウのパウルはそもそも欠損していたので、新品を設置、デッキ中央のパウルは、同じサイズのものが販売されておらず、再塗装して仕上げた。