Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

マスト再整備 その8 デッキとビームの補強

Macrophage IIのマストは、オンデッキ、つまり一旦デッキ上で立たせて、下から別の部品で支えるようになっている。

デッキを貫通して立てる方法を、スルーデッキという。

オンデッキの良いところは、マストを伝ってキャビンに水が侵入しないことと、マストを立てやすいところだろう。

悪いところは、逆に倒れるときは倒れやすいのだと思う。

なので、外洋艇の中には、スルーデッキを採用しているものも多い。

 

Macrophage IIの船体の大部分は、問題なかったが、マストを支えるデッキとビームを補強した。

ビームを補強

板をとりつける




 

 

マスト直下のビーム
補修後、水性ウレタンで塗装

マストサポートが接触する天井(デッキ下面)
暗く映ってるのがFRPの板で補強した箇所

補強した天井をゲルコートで仕上げた