Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

2022-12-15から1日間の記事一覧

エンジン計器パネル修理 その4

ヤンマーはすごいメーカーだと思う。 この年代のエンジンであっても、基本的に部品の入手で困ることがほぼないと言って良い。 汎用部品と言えばそのとおりであるが、回転計もキースイッチも新品でしかもリーズナブルな価格で入手できた。 ちなみにパネル自体…

エンジン計器パネル修理 その3

船体の塗装でも同じ理屈だろうが、下地が悪いと仕上がりに問題がでる。 新しい樹脂を成形し研磨していく段階においてはそこそこに綺麗に仕上がっているとおもっていたが、サーフェーサーを拭いてみると、残念な仕上がりが明確になった。 巣穴ができているの…

エンジン計器パネル修理 その2

形あるもの全て壊れると言われるが、壊れたらどうなるのか? 壊れたものの多くは、がんばればかなりのものはレストアできる、ということを信じてとりくまないとレストアはできない。 しかし何事も不可逆性というのはあると思う。 例えばであるが、ポリエステ…

エンジン計器パネル修理 その1

エンジンを乗せても、それだけでは復活できない。 バッテリーも含む電気系統の再設定、さらにシャフトやプロペラの再調整などが必要だ。 そもそも計器パネルが割れていて、キースイッチも欠損していた。 計器パネルは、コックピットの前方の壁に設置してある…

エンジン再設置 その3

そして2019年10月、ついにエンジンが船体に戻ってきた!! 中野さんをはじめマリンピアのスタッフの皆さん、エンジン直してくれた木下さんに感謝 クレーンで吊り上げたエンジンを、コンパニオンウェイ(キャビンの入り口)から船内へ下ろしているところ コッ…

エンジン再設置 その2

Macrophage IIのエンジンは、ヤンマー3GM30(24ps/3400rpm)という型のディーゼルエンジンである。 このエンジンがいつ製造されたのかは不明である。 以前、別府におかれていたHIRO (花本オーナー)が、山崎ヨットで艇を新造されたときに載せたエンジンだと…

エンジン再設置 その1

2019年夏、ハルの塗装が終わった。 この時点で2019年のセーリングシーズンは後半、むしろ終わりにちかづいていた。 この段階で、2019年に再進水式を行うのは絶望的だった。 というのが、まだエンジンものってないし、マストも外したままなのだ。 エンジンは…

ハル(船体)塗装 その12  

プロのアドバイスで再開されたパテ埋めは、船体の全域におよんだ。 まるでパテで塗装したかのような状態となった。 本来は、パテは塗装の下にあるべきなのだが、結果的には新しく塗ったウレタンの上にパテをうっているわけである。 塗る前には目立たなかった…

ハル(船体)塗装 その11  

せっかく仕上げたつもりでいた船体だったが、やはり極々小さく浅いとはいえ、一面に巣穴があるかぎり、本来でるべきはずの美しさはでないだろう。 やり直すことにした。 今時ネットでなんでも買えてしまうので、同じパテを購入できた。 やはり、微妙なねばり…