形あるもの全て壊れると言われるが、壊れたらどうなるのか?
壊れたものの多くは、がんばればかなりのものはレストアできる、ということを信じてとりくまないとレストアはできない。
しかし何事も不可逆性というのはあると思う。
例えばであるが、ポリエステル系樹脂であるゲルコートは、服にいったんつくと洗っても、こすっても、酸とかアルカリとか有機溶媒とかの強力な化学物質かけても絶対に取れない!
なので作業服や道具についたら、その場で完全硬化する前に、おとすしかない。
家に帰ってからゆっくり洗濯、、、とか言ってられないのだ。
パネルはプラスチック製だ。
なので、簡単にいえば、反応は不可逆的である。
固まったら液体にもどらないし、割れたらもとには戻らない。
壊れたらその部分を新しくつくるしかない。
それをもって、形が戻ったというのであれば、プラスチックの破損も”可逆的”ともいえないこともないのだろうが。
頭が混乱する前に、シンプルな解決策をいえば、古いパネルは捨てて、新しい部品をかうのがよい。
なぜ新しいのにしなかったのか?
いまにしておもえば、かけた時間とお金を考えると、そうすべきだったのかもしれない。
強いて言えば、なんとなく修理してみるのが面白そうだった。
若干の暇つぶし感はあるが、破損したプラスチックを埋めてみた。