Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

本日の作業 スロットルレバーパテいれ

”メッキは剥げる”という言葉がある。

今回、スロットルレバーのメッキの錆と剥がれを修復しようとして思ったが、”メッキは(簡単には)剥げない”。

正確にいえば、クロムメッキは研磨で剥げる。しかし、その下にでてきたのは、銀色のメッキ。おそらくニッケルだろうが、これは剥げない!

実際、高速のサンダーでも落ちなかった。真鍮なら削れて減っていっただろう。

ニッケルメッキ自体の傷みというより、こまかいピンホールから地金である真鍮にいたるまでの腐食が進み、虫食いのようになっていた

こうなると、再度地金をだしてやって再メッキしないことには、修復は不可能らしい。

メッキ工場に電話してみたら、やってはくれるそうだ。

悩んだ結果、再メッキは見送った。

理由は、おそらく再メッキしたらビックリするレベルで光沢が復活するだろうが、”この子”にそれを求めるかなあ?という疑問。

潮にさらされると、また数年後には錆びるかもしれない。

それを防ぐには、毎週磨くとか? すくなくとも塩水かぶったらその都度清水で洗う?う〜〜〜ん、やらないだろうな。

いったんパテで補修して、いやならパテはすぐ剥がせるし、、、ということで深く考えず、アルミパテで全体を補修した。

みための評価では、再メッキを100点としたら、80点というところかと思うが、これで当分サビはでないだろう。

ただ、エポキシ系パテは、紫外線にさらされると案外もたない。

こればかりはどうしたらよいのか?

ウレタンのクリアーを塗るとかすればよいのだろうが、もっと簡単に1液性ニスで仕上げるとかできないか? そうすれば、紫外線対策にもなり、ピカピカになるかも、と仮説をたててみる。

 

 

 

 

ビフォー

アフター

本当は真鍮なのだが、みためがアルミっぽくなった。
よくみると”プラスチック感”満載。。