Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

コックピット艤装の謎解ける

前々オーナーのSさんによると、Sさんは、福岡の業者から購入されたらしくSさんの前のオーナーとは会っていないそうだ。

しかし、今回、Sさんからこの船がSさんの手に渡る前には九州にあったことが再確認できた。

関東から九州のオーナーに引き継がれたというNORCの古い記録と一致するので、やはりこの艇がBW-33 のプロトタイプということで間違いなさそうだ。

古い舵誌に出ている写真と、いまのMacrophage II では、コックピットに配置されたジブシート用のウインチの形状が異なる。Sさんによると、それはSさんの希望で、倉橋島の”ようそろう”でチークを貼ってもらう際に、大型のウインチに変えたからだそうだ。

ウインチの土台もチークなのだが、それもSさんのこだわりでそうなったとのこと。

朽ちたウインチの土台にパテをいれて補修中 (2020年4月撮影)

そのチーク材も長年の放置により相当朽ちていていた。

全部とっぱらってプラスチックにしようかとも考えたが、3年前ほど前に樹脂をいれまくることで、なんとか修復することができたのだった。

 

前々オーナーさんと偶然の再会!