Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

コックピットのチークシートにニスをぬる

前々オーナーのSさんによれば、現在設置されているコックピットのチーク材は、Sさんがオーナーだったときに、広島で作成されたとのこと。

プロの作品なので、船体のカーブにそってきれいに作ってある。

素人には絶対につくれない。

長年の放置で、さすがのチーク材も朽ち果てていった。それは私の責任ではある。

踏みつけるとバッキッと折れる始末だったので、薄くなったチーク材をベースにしてガラス繊維とエポキシを使って裏面を補強している。

つまり、もはやチークではないともいえるのだが、表面だけは、チークのテープ素材をはりつけてインターナショナルのゴールドスパーで仕上げたら、ゴールデンチーク色に変わった。

一方で、他のチークなどは、すべて着色ニスで仕上げていったので、全体の木の色と、コックピットの色が合わなくなってしまった。

それに加えて、約1年で、当初のニスの光沢を失ってしまったので、得意の着色ニスで色をいれることにした。

天気もよかったので、4コート程度塗ることができた。

今日、あと数回塗りたそうと思う。

ニス再塗装前。240番でかるく研磨した。

すこしづつ周りの木色(茶色)とあっていく

後方からコックピットがみえる。もうしこしで完成。