Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

塗料が高い

レストアにあたってせっかくハルを全面ウレタン塗装したのだが、ちょこちょことクルージングに行くといろいろとぶつけたりするので、小さな傷がついたり、部分的に塗装が剥げたりする。

下地もしっかりサンディングして脱脂して塗ったはずなのだが、例えば、トーレールの外側、つまりデッキとハルの接合部分とかだとどうしても乗り降りの際に踏みつけるので傷つきやすい。

レストア前にはもともとウレタン塗装があって、それを完全におとすことなくウレタンを再塗装した。

ようは手抜きなわけだが、ウレタンの上にのった新しいウレタンは比較的調子がよい。

一方で、研磨が十分されてゲルコート面(つまり古いウレタンの下)が出ていたところプライマーなしで塗った新しいウレタンの一部が剥がれてしまった。

へんな話、手抜きの方がよかったわけだが、あの時、全ての古いウレタンを剥がしていたら、全体が悲惨なことになっていたのかもしれない。

先週傷のついた箇所を再研磨してパテをいれたところで作業をおえた。

普通に考えると同じ塗料で補修するのがよいだろうと思い、インターナショナルのパーフェクション、色はスノーホワイトを購入した。

いま、追跡したらヤマト運輸さんが現在配達中とでているので、首を長くして待っている。

今日はあいにくの雨で、届いてもどうせ塗れないのだが、待ち遠しい。

しかし、この数年間で塗料の値上がりが激しい。

最初は、750mlで1万円切ってたのだが、あっという間に1.5倍ほどになっている。

舶来品でもともと高いのに、さらに高くなってしまった。

数百円で売っている自動車用の傷タッチペンでもよいかと思ったのだが、アクリル系で必ずしも耐久性がよいとは思えないし、どうせ補修するなら、完全に元通りか、より美しく仕上げたいという気持ちがあって、数平方センチの傷のために1万5千円もつかってしまった。

たしかにインターナショナルのパーフェクションは良い商品だと思う。

とにかく塗りやすいし、塗った後の光沢も美しい。

ただ、2液性なので混ぜるのが面倒だし、いったん混ぜたら使い切るしかない。

パーフェクションも傷タッチ様に、200ミリリットルとかの商品があればよいのにと思う。

1液で耐久性があるものというと、シリコン系の塗料がある。

Macrophage IIの船体ストライプはシリコンだが、悪くないと思う。

こちらも本来は高い部類の商品だが、国産の汎用塗料であれば、舶来のヨット用塗料と比較にならないほど安い。

もしシリコン系塗料で数平方センチの傷を補修するなら、1000円しないだろう。

実は余ってる塗料があるので、コストはゼロに近いのだが、、、

これから傷タッチは何度もやることになるだろうから、コストのこと、作業の手間のことなど考えると、目立たない部分で、シリコン塗料での補修も”実験”しておこうとおもう。

 

International Perfectionが到着した。