Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

ブーム再整備 その2 シリコン系塗料の選択

マストとブームは似たような材料で出来ているが、マストのほうがアルマイトの消耗がはげしかった。理由としては、マストは雨ざらしなのに対して、ブームは、セールとブームカバーで覆われて保管されるからかもしれない。

とはいうものの、約20年放置していたわけで、ブームも再塗装する必要があった。

マストの場合、塗装の失敗はさけたかった。

もしも数年で塗装が剥げてきたら、マストにのぼって再塗装するか、マストを再びおろして塗装するかしかない。

その点、ブームは手に届く範囲にあるので、最悪、数ヶ月で塗装が剥がれたとしても再塗装すればよい。

それまで、マストのレールには、シリコン系塗料を使用して経験があったので、ウレタンではなくシリコンで塗ってみようと思った。

もし、シリコンでもうまくいくのであれば、1液性で使いやすい、ウレタンと同等以上の耐久性を謳っている、外国製ウレタン塗料よりは安い、どこでも売ってる、という利点があった。

ただ、難点は、塗りにくい、つまり伸びないこと、ウレタンと比べると硬度がないこと、があった(私見)。