風速風向計レストア計画だが、いったん整理して、どうすればよいのか考えてみた。
一番簡単な方法は、Raymarineの最新型、マルチディスプレイに変える(笑)。
左右に緑と赤い印がついていて、見た目的にがかっこいいのは、ちょっと旧式のI60のディスプレイ(個人意見です)。
正直、それも悪くないよなあと心が揺れるのも事実。いまさらではあるが、、、
というものの、I60にするのはいつでもできるので、いまある計器をできるところまでレストアしてみよう、と再確認。
風速計は、比較的単純に電流を流せばよさそうだ。
一方、風向計は、正負電源(両電源)+ポテンシオメータで制御するとなると、まずは電源のスペックを決める必要がある。
仮にプラス5ボルト、マイナス5ボルトを供給するとしたら、ツェナーダイオード(定電圧ダイオード)を使うか、あるいは、DC/DC コンバーター式の電源モジュールなる既製品もあるようだ。
極めて小さい電流で事足りるとしたら、単純なダイオードでの回路でもよさそうだが、電源モジュールも、比較的安く出回っている。場合によっては電源モジュールのほうが安いかもしれない。
さて、ヨットの風向計には、どっちがよいのだろう?
そもそも5ボルトでよいのか、10ボルトとかのほうがよいのかも分からない。
秋葉原に電子部品を買い求めるひとがいなくなった理由がすこしわかったような気がする。
子供の頃、秋葉原の電気街に行って、電子パーツやら家電やらの買い物客が群がっていてびっくりしたのを覚えている。
令和の時代にはいって、パーツの需要がまったくなくなったわけでもないのだろう。
昔は、田舎には、電子パーツ店なんてほとんどなかった。
なので、秋葉原みたいな何でも揃う所は、貴重だったし、重要だったように思う。
一方で、いまは、ネットでなんでも買えてしまう時代だ。
実際、今回のレストアで、ダイオードを買うにしても、モジュールで回路ごと買うにしても、田舎の町の片隅から、ネットでクリックするだけで良い。しかも部品は外国製?
電源の選択を考えながら、私も秋葉原で部品を調達することはないと確信できる。
秋葉原が悪いわけではないのだ。
きっとシャッターを閉じてる店は、単純に閉めてしまった店ということでもなく、ネット販売などに経営戦略を変えて生き残ってる方も一定数いるのだろう。
ネットでなんでも買えてしまう、もっといえば、中国の通販サイトのほうが物が充実しているという現実。
そういう状態なので、秋葉原だけでなく、ほんの数件あったような田舎のパーツ屋さんは、もっと壊滅的なのだろう。
時代の流れといってしまえばそれまでなのだが。