Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

プチクルージング 出発

一泊二日で旅にでようと思った。

金曜日に出発、土曜日帰港という日程だ。

かなり無理やり金曜に休みをとった。

今の生活だと、いわゆる土日というのが無い。

午前中のうちに出港して、潮にのって無垢島までと思っていたが、結局、舫をといたのは午後1時半。そうなると、逆潮どまんなかだ。

風もないので2500回転で南へ向けて機走するが、4から5ノット程度しかでない。

仮にこの速度を維持できたとしても、無垢島到着は、19時すぎだ。

速水瀬戸は3ノット程度の逆潮。

そういう場合は、別府湾側から佐賀関半島を右手にギリギリに見るようにしながら臼杵湾のほうに回り込めば、ヨットでも逆潮を超えられる。

逆潮の速水瀬戸のど真ん中をいくと、とんでもないことになる。

そうはいっても、海峡はそう簡単には抜けられないだろうから、到着はもっと遅くなるだろう。

出港したときから、無垢島にたどり着くことはなさそうなので、佐賀関に逃げるプランはもっていたのだが、、、しかたないか。

そうこうしていると南東から風が入りだす。

この海域の夏の午後のお決まりのパターンだ。

様子見でジブだけ展開してみると、それだけで4ノット前後をキープできる。

メインを張ればもっと走るのだろうが、もう関までと決めているので、のんびり走ることとする。

BW-33は、マストヘッドリグで、かつマストは比較的後方に位置している。

なので、メインは33フィートの割にとても小さく、逆にジブはとてもでかいのだ。

シングルハンドでジェノアを使うと、巨大すぎてとても大変なので、使わないことにしている。

普段から、小さめのジブ(たぶん130%)をつけているのだが、これ1枚で4ノットキープできれば上出来だと思う。

 

 

別府湾沖をゆっくり走る

 

前方に佐賀関がみえる