Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

番外編 日本にかえってきた

二泊三日で大分、博多、上海、ソウル、羽田、大分と綱渡りのような移動の連続だったが、無事に羽田から大分へ向かう最終便にのれた。

LCC(春秋)、中国大手(中国東方)、韓国大手(アシアナ)、日系大手(ANA)と乗り継いだ。快適度は、正直、その逆順だった。料金もその逆順なので仕方ない。しかし、国内線(羽田→大分)が一番高いというのも如何なものか。。。

中国にいって、サンフランシスコの中華街を思い出した。

chaosとはこのことを言うのかというくらい庶民の行動に秩序はない。

ちょっとした差なのだろうが、例えば、いまだに飛行機のチェックインのラインで、すこしずつ体をよせてきて、気がついたら割り込むという行為は、サンフランシスコでもあったと思う。今回も福岡空港でやられた(笑)。

私は北米の中華街では買い物をするのは無理だった。

とくに魚屋とかは、並んでいても、割り込まれるし、中国語で叫ばないと注文できない。

そもそもサービスを受けるのに並ばされるというのが無理な性格なのだが、さらに、押し競饅頭で買い物をするなど絶対無理。

並ぶというのに耐えられるのはアメリカ人かと思う。どこに行っても列がある。

ブラックフライデーは、感謝祭の翌日なのだが、感謝祭の夜から並んでいる。

日本で言うと正月初売りセールみたいなもので、ひとつのイベントなのだろうが、そこまでしなくても、、、と思う。

こんな並べない私が、並んだあげく、しかもカオスの中、割り込みまでしてしまった。

どういうストーリーかというと、上海の空港で並ぶのはわかっていたので、朝5時にホテルをでて、3時間前に空港カウンターに行ってみた。

そしたら、なんの案内もでていない。空港職員が、B1 カウンターだという。

いってみたら、私より早いひとが2人いた。どんどん列は長くなる。

中国でも、ある程度、整列できるんだと感心していたが、2時間前になっても、カウンターに職員が来ない。

そして、なんと、カウンターはB1ではなくて、B21に変更と言うではないか。

それも中国語でひとこと叫ぶだけのアナウンス。

私の後ろのお客(美人さん)が通訳してくれなかったら、意味がまったく分からなかっただろう。

この段取りの悪さは何?と呆れる間もなく、 私を含む最前列の集団は、B21方向へ向かうのだが、この段階で、列の最後尾と最前部がぐちゃぐちゃになった。

B21付近は、列のちょうど真ん中くらいだったのだが、両端からいっきに人混みが流れ込むのだ。

私もまた、どこが列なのかよく分からなくなった団子状態の人混みの中に割り込んでいく。

ようは団子が団子の中にグイグイ割り込んだのだが、それは、川の流れに逆らう事ができないのと同じだ。

面白いことに、そのようなカオスのような状態であっても、割と押し競饅頭のように人が流れていく。

航空会社のスタッフも、整列を促すこともなく、カオスのまま進む。

こうやって物事が進む世界、恐るべし、中国、と思った。