Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

帆走での離着岸

サンフランシスコ湾のゴールデンゲート付近は、昼過ぎから強烈な西風となる。

昨日も例外ではなく、ゆるーいセーリングをめざす私には厳しすぎるとあらためておもった。

以前おいていたバースには何も係留されていなかった。

サンフランシスコ市営マリーナ

きっとどこかに浮いているのだろうが、コロンビア26c、William Tripp, Jrの傑作だったと思う。

そんななか、サンフランシスコヨットクラブの前のバースに続々とレース艇がもどってきた。

ま上りでタックしながら、マリーナの中をフルセールであがってくるのは、単純にすごいと思う。

登れるだけのぼったところで、タックしながらメインだけダウンして、あとはジブをシバーさせたり、こまかなジグザグを繰り返して艇速を調整しながら、バースに着岸する。

 

水路をセールを上げて戻ってくるヨット
@サンフランシスコヨットクラブの前

言うのは簡単だが、シングルハンドのMacrophage II にはハードル高そう。

ただ、緊急時に帆走で帰還することがあるとしたら、そのイメージをもっておくのは大事だと思う。

などと考えながら見学していたら、ある艇のスキッパーがジャイブする時にまさかの転落。

Man Overboard!!  Man Overboard!!  Man Overboard!!

はじめてリアルにきいた。一瞬、麻婆豆腐にきこえたが、、、

クルーが見事にジブだけで操船しながら、スキッパーを拾い上げたが、びっくりだった。