サンフランシスコ湾のゴールデンゲート付近は、昼過ぎから強烈な西風となる。
昨日も例外ではなく、ゆるーいセーリングをめざす私には厳しすぎるとあらためておもった。
以前おいていたバースには何も係留されていなかった。
きっとどこかに浮いているのだろうが、コロンビア26c、William Tripp, Jrの傑作だったと思う。
そんななか、サンフランシスコヨットクラブの前のバースに続々とレース艇がもどってきた。
ま上りでタックしながら、マリーナの中をフルセールであがってくるのは、単純にすごいと思う。
登れるだけのぼったところで、タックしながらメインだけダウンして、あとはジブをシバーさせたり、こまかなジグザグを繰り返して艇速を調整しながら、バースに着岸する。
言うのは簡単だが、シングルハンドのMacrophage II にはハードル高そう。
ただ、緊急時に帆走で帰還することがあるとしたら、そのイメージをもっておくのは大事だと思う。
などと考えながら見学していたら、ある艇のスキッパーがジャイブする時にまさかの転落。
Man Overboard!! Man Overboard!! Man Overboard!!
はじめてリアルにきいた。一瞬、麻婆豆腐にきこえたが、、、
クルーが見事にジブだけで操船しながら、スキッパーを拾い上げたが、びっくりだった。