最近、某社の発行するヨット雑誌を読むことがなくなった。
カタログ集みたいな作りになっていて、田舎の貧乏セーラーが読んでもワクワクするようなストーリー性のある記事が少ないように思う。
ヨットの紹介といえば、一生買うことないような高価な艇の半分宣伝みたいな記事だし。
半分宣伝というのは、控えめに言ってである。ほぼ100%宣伝かもしれない。
昔、田邊英蔵さんのエッセイがあって、おもしろかった。
最近おもしろいエッセイってないよなあと思い、久しぶりにキャビン夜話をKindleで読んでみたら、やっぱりおもしろかった。
インターネットに情報は溢れているが、なにかの宣伝をしているブログが多すぎて、基本宣伝ブログみたいなのは読まないようにしている。
出版業界全体がそうなのだろうが、多くの雑誌が書店にならぶが、カタログ集みたいなものばかり。
Latitude 38は、無料なので、内容の大部分は、広告だ。
”広告記事”でななく、広告そのもの。
その合間に、おもしろい話(記事)が出てくる。ローカル誌なので、ベイエリアの話が中心。
レースの話、クルージングの話でも、人の話(ストーリー)を独自の記事にしないと面白くない。そういう記事はかくのが大変なのだろうが。。。
Latitude 38が続いているのは、そこのツボを外さないからかもしれない。