Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

第37回佐伯市長杯クルーザーレース大会  参戦記 その7 サラリーマンセーラーの言い訳

ヨットは帆走してこそヨットなのだが、Macrophage IIは、エンジンで走っている。

佐伯までの距離、40マイルだ。

エンジンを使って6ノットでいけば、7時間ほどかかる計算だ。

もし帆走したら平均3ノットだとしても、14時間かかるので、日のあるうちに佐伯港にはいることはできない。

なので週末しかヨットに乗れないサラリーマンセーラー達は、こういう大義名分により、特に回航時にはエンジンのお世話になるのだ。かくいう私もその一人である。

その点、同じマリーナから出場した僚艇であるスレーライド(24フィート)のオーナー、Kさんは偉いと思う。

レース2日前の早朝に、船外機用にごく少量のガソリンを手に下げてマリーナを歩いているのを見かけた。

「そんな量のガソリンじゃ、関こせないよ」”とアドバイスしたが、

セーリングするから大丈夫」と言って一人で出て行った。

彼は、往路2日かけてセーリングで回航し、帰りも3日かけて帆走で戻ってきたのだ。