Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

ハッチアクリル窓総入れ替え その1 

Macrophage II には、前方のデッキに500 mm x 500mmのサイズのハッチがあり、その真下にあるのがフォクスル(船首付だ。本来は、フォクスルはセイル置き場だったようだが、Macrophage IIは、ダブルバース(ベッド)にしていて、寝床の下にセイルを置いている。

フォアデッキのハッチは、はもちろん人が出入り可能だが、本来の目的は、セイルの出し入れだと思う。

さらに中央のメインキャビンの天井にも小さなハッチがあるが、これは完全に明かり取りと、換気用だ。人は通過できない。

左右のドッグハウス(船室の高さを確保するために、デッキより高く突き出た屋根部分)には、窓がある。

いずれも、アクリルで明かりがとれるようになっている。

アクリル板は、コロナ禍で様々なところで使用されるようになった。

強度もあるし、なんといっても最近のアクリルの透明度は、ガラスのそれより高い。

とはいっても、それは新品の話である。

紫外線にやられると、かなり酷い状態になる。曇りガラス以下というか、蜘蛛の巣状のクラックがでてくる。

キャビン天井ハッチにはいった多数のクラック(傷?)

フォアデッキのハッチにも多数の傷
デッキフレームはガラス繊維が出てきている(=相当傷んでいるということ)