Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

コックピットハッチ作成 その5 出来上がり

元々のハッチは、合板+FRPだったのが、今回は、合板(正確にはコンパネ)+ガラス強化エポキシとなった。

木部にポリエステル樹脂のFRPを貼るのは、やめといたほうが良いと思う(私見)。

というのが、ボロボロになったハッチがそうであったように、最後は、合板とFRPが見事に剥離する。そこに水がはいると木が腐るのだ。

では、エポキシならどうかというと、少なくとも木部との接着は問題ないはずだ。

ただし、割れないようにガラスはいれたほうがよいと思う。

コスト的には、エポキシ>>ポリエステル樹脂、ではあるが、ポリエステルを使うのであれば、全部をプラスチック(=普通のFRP成形)にしたほうが楽だとおもう。

合板をエポキシで防水するという方法は、いわゆるウエスト工法として知られている。

今回の手法は、なんちゃってウエスト工法+ゲルコートだ。

この手法は、FRPの積層が不要で、素人でも簡単につくりやすいという利点がある。

もうひとつの利点としては、出来上がった製品がとても軽い。

(耐久性については、これから検証したい。いまのところ大丈夫そうだが、、、)

ゲルコートが固まったところ

表面を研磨して、コックピットに設置