Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

2022-12-16から1日間の記事一覧

チーク製コックピット再生 その6

ニス塗りとは、ニスを塗るだけの行為なのだが、時間がないひとには向かない作業だと思う。 私自身は根気がないタイプなので、工程は早ければ早いほうがよいと思っている。 ニスには種類がある。 量産艇も含めて、建造時には二液のウレタン系ニスを使っている…

チーク製コックピット再生 その5

チークにガラスとは野蛮人のすることで、普通にチークの材木を購入して、傷んだ板と同じサイズにカットして取り替えればよかったのでは、と思われるかもしれない。 当然、そのような工法も考えた。 ところが、2メートル近い1本もののチーク板など売ってな…

チーク製コックピット再生 その4

チークは腐らないというが、さすがに20年放置したら傷みがひどかった。 チーククリーナーはいろいろ売られているが、2液性のものを使うと楽ではある。 そして確実ににきれいになる。 米国の某社が売ってる二液クリーナー&ブライトナーの性能表をみてみると…

チーク製コックピット再生 その3

ちなみにFRPによるヨットの大量生産を始めたリンフォースが最初に市場投入したのは、21フィートとか24フィートの小型艇であった。 なかでもBW-21は、正確な数字は覚えていないが、200杯とか300杯とか、すくなくとも3桁の今の時代には考えられない記録的なセ…

チーク製コックピット再生 その2

チークが美しいのは、完璧に手入れがされた状態のときのみだ。 それを紫外線があたる船外で維持するのは極めて困難だと思う。 なので、プラスチックのほうがメンテだけをいうならベストだろう。 本来、デッキまわりのチークはオイルで仕上げるべきだと思う。…

チーク製コックピット再生 その1

私が仮に新しくヨットを建造するなら、すくなくとも船外はすべてプラスチックにすると思う。 手間がかかりすぎる。 (20年ほっといた人間の言えることではないが、、、) コックピットのチーク材朽ち果てていた!2017年4月