Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

チーク製コックピット再生 その2


チークが美しいのは、完璧に手入れがされた状態のときのみだ。

それを紫外線があたる船外で維持するのは極めて困難だと思う。

なので、プラスチックのほうがメンテだけをいうならベストだろう。

 

本来、デッキまわりのチークはオイルで仕上げるべきだと思う。

ニスをぬると、確実にすべる。

しかし、ニスで仕上げると美しい。

機能をとるならオイル、見た目をとるならニスだろう。

ニスは、定期的に塗らないと、かえって悲惨な状態になるので、以前は、オイル仕上げにしていた。

今回は、すべてニスでレストアした。

その最大の理由は、あまりにきたない感じがして嫌だったのと、強度に問題があったので、エポキシ樹脂はもちろんだが、見えないところには、わからない程度にガラスをいれて樹脂で補強をしたので、ニスを塗るしか選択肢がなくなった。

まずはざっと洗浄
2019年9月

割れている箇所もある

いたるところに補修がいるのがわかる