Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

チーク製コックピット再生 その6

ニス塗りとは、ニスを塗るだけの行為なのだが、時間がないひとには向かない作業だと思う。

私自身は根気がないタイプなので、工程は早ければ早いほうがよいと思っている。

ニスには種類がある。

量産艇も含めて、建造時には二液のウレタン系ニスを使っているのだと思う。

今回のレストアは、なるべく簡単にという考えがあり、一液にした。

以前、2液つかって扱いがやっかいだった経験もあって、面倒なのは嫌だったのだ。

一液にも、大きく分けて水性と油性がある。

水性を使っているオーナーさんもいて、塗りやすいよとアドバイスいただいたが、船外については耐久性が重要なので油性にした。

あと、なにごともそうだが、高級品と安物がある。

このコックピット再生は、初のニス塗りプロジェクトだったので、高級品にした。

インターナショナル製である。

2回塗りが推奨されていて、たしかに塗りやすい。

意外と分厚い感じで伸びるので2回塗ったらそれなりに綺麗だ。

ニスは薄く何回も塗るのが本来のやり方だろうが、2回程度で(=時間をかけずに)これだけの仕上がりであれば、すこし高くても十分価値があるように思う。

 

インターナショナルのニスを1回か2回ぬったあと

ニス塗りの仕上げに近い状態