Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

電気まわり:LED

なにかの話を書こうとして、そのイントロが、ついつい脱線してしまう。

本当は、LEDの話をしたくて、イントロ(バッテリーの余談)が長くなってしまった。

昔は、室内灯にしても、航海灯にしても、フィラメントの豆電球が入っていて、最低でも1個が10ワット、両色灯は、たしか25ワットとかだった。

室内も10ワットの豆電球だと暗い。それが風情があるともいえるが、暗い。

少しでも、明るくしようとすると20ワットとかなって、それだけでも2アンペア弱を消費していて、(電気が)もったいない、もったいない、となる。

油断すると、バッテリーの電圧がさがり、エンジン始動できないなんて事態に発展しかにない。

なので、いまでも当時のクセが抜けず、船内では、節電、節電、節電、の精神が染み付いている。

 

レストアを機会に、Macrophage IIの室内灯は、全てLEDに取り替えた。

2段階式(2連結)の立派なものをメインキャビンに1つ、ギャレーにひとつ、チャートテーブルにひとつ、合計で3つ(2連結なので、6つのライトと同じ)取り付けた。

さらに、ヘッド(トイレのこと、またもや意味不明のヨット英語)にひとつ、フォクスルのバースにひとつ。

すべてメードインチャイナ。で、信じられないくらい安い。

(ちなみに、日本製なんて、いまどき売ってない。)

これらがなかなか優秀で、一個つけてもたった3ワットしかない。

それで、十分すぎるくらい明るい!

室内灯を全部つけてると、これは昼間ですか?というくらい明るい。

3ワットであれば、電流は、0.25アンペア。

夜中中10時間つけっぱなしでも、たった2.5AHなので、105AHのバッテリーにしてみたら、どうってことない。

これで、昔の電気ケチケチ生活から解放された。

LEDのライトは素晴らしい。本当に画期的発明だと思う。

青色LEDは、ノーベル賞とったが、私がノーベル賞選考委員なら、白色LEDにも一票いれたい。

メインキャビン天井

ギャレー上

チャートテーブル上

ヘッド(トイレ)上

フォクスル