Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

番外編 カズワン沈没に想うこと その3 もしもMacrophage IIに水がはいったら、、、

私自身、カズワンの報告書を読んで、自艇 をはじめとした外用ヨットの構造は、現状でよいのか疑問もでてきた。

Macrophage IIに浸水がおこったときにどうなるのか、おおざっぱに計算してみた。

全長と全幅から船体の水平面を楕円として計算しているので、正確な数字ではないが、Macrophage IIだと、230, 2,300, 23,000リットルの浸水で、喫水がそれぞれ、1、10、100cm下がることになる。そもそも元々の排水量をこえて水がはいることは理論上ないだろうが、12トンはいってくれば完沈という数字は、そんなものかなと思う。

偶然にも、Macrophage IIを1cm沈める水量は、カズワンが最初にくらったであろう水量と同じだ。Macrophage IIも、230リットルの水が入った段階で、自力で浸水の原因を止めるか、それを上回る排水ができなければ、確実に沈むのだろう。