アルミ製ウインチを清掃し、急いでビニール袋に包んで持ち帰ったのだが、やらかしてしまった。
ウインチは2つ、それぞれベースとトップが回転するようになっていて、上下それぞれにパウル(爪)が3つづつついている。なので、合計で12個のパウルとスプリングがあるはずなのだが、スプリングが11個しかない。
おそらく、洗浄したときにバケツの底に沈んでいたのを見逃したのだ。
まずいことになった。
以前、Barlow製のウインチのスプリングも探すのに苦労した。
旧式のウインチのパウルは少しおおきくて、スプリングの枝もやや長い。
ネットで探してみたが当然ながら売ってない。
よし、作ろう! ということで、ピアノ線でバネを自作することにした。
まず、ホームセンターで0.33 mmのピアノ線をゲット。
15メートルもある。長すぎるが、200円ちょっとなのでよしとした。
バネを巻くのに5ミリの円柱がいる。
M5のボルトに、ワッシャーを二つ、ナット一つを買った。
ボルトを芯にして巻いていくのだが、難しい。
まんまるの円にならない。
これらのバネを軽く火であぶって水につける。弾性がますらしい。
たしかにそれをすると強い感じのバネに変わった。
ちなみにやりすぎて、”焼き入れ”になると、もろくなるらしい。