Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

#2バッテリー交換:リチウムリン酸鉄か鉛ディープサイクルか?

ハウス用バッテリーである#2だが、充電はできるが、なにか負荷をかけると電圧の落ちがあった。

そろそろ寿命かと思っていたのだが、先々週、ウルトラショートクルージングで寒さに耐えられず、電気毛布をつかったら、#2バッテリーにトドメを刺してしまったかもしれない。

朝起きたら、電圧がやばいことになっていた。

インバーターは、10.5vで自動的にオフになるようだが、その段階だとバッテリーはほぼ空っぽなのだろう。

早く新しいのを買おう買おうと思っていて、注文してなかった。

結局同じ、ACデルコ ボイジャーバッテリー 27MFにした。

今日とどくはず。

注文履歴をみたら、いまの#2の購入は、2019年年末。

ちょうどそのころ、ヤンマー3GMが復活、取り付けが終わり、バッテリーをつないだのだ。

エンジンはついたものの、船底やらハルやら、デッキやらのレストアは未完成で、内装もぐちゃぐちゃだったので、2022年の春に浮かべるまでの間、陸電での充電と放電を週末ごとに繰り返しながら、室内灯とステレオ、その他もろもろ電源としてつかってきた。

浮かんでからも、インバーターと直結、夏は、冷蔵庫、とわりと酷使してきたのだ。

結局、3年半ほど経過しており、普通に考えたら、寿命なのだろう。

 

いろいろな物価が上昇するなか、鉛バッテリーも値段があがっている。

一方で、中国製のリチウム鉄電池は、全体に値下がりしている。

まよったあげくリチウムにしなかった理由は、一説によれば、いったんリチウム鉄バッテリーがフルに充電されると、内臓のbmsが充電を完全に遮断、つまり、オルターネーターとの接続が切れるので、オルタネーター がいかれることがある、というストーリーが怖いからだ。

しかし、それよりも、怖いのは、水没かもしれない。

普通に使っていたら滅多に変な話にはならないだろうが、船の場合には、最悪の事態だと、船底からの浸水、水没がありえる。

そうなるとあるレベルからバッテリーはつかえなくなるのだが、リチウム電池が水没したら発熱、、、そして、爆発というのはありえるかもしれない。

そんな話はきいたことがない、と言うひともいたが、、、そもそも私の周りで、船が水没、船体放棄、と至ったケース自体を聞いたことがないので、リチウムバッテリーが安全なのは、あくまで船が浮かんでいることを前提にした話だと思う。

 

 

 

 

 

リチウム鉄バッテリーの