宇和島レース、大昔に出場したことは覚えている。
90年代の後半だと思うが、どの年だったか思い出せない。
そのときは、レースそのものより、宇和島のお城とか、街を散策したことのほうが印象に残っている。
古い城下町には、なんともいえない風情があって、食べ物もおいしい、という共通点があるように思う。
今年のレースへの参加を表明した。
レストア以降なんとか船を浮かべ、2022年の秋の佐伯市長杯でレースに再デビューを果たして以来、レースには参加できなかった。
昨年(2023年)は、なんとか春の宇和島のレースに馳せ参じようとエントリーしたのはしたのだが、レース前日から低気圧と寒冷前線が通過し、直前に棄権させてもらった。
ゴールデンウィークは、世間では春うららのイメージがあるが、海上は、移動性の低気圧で大荒れになることがある。昨年、レース前日の前線の活動は活発で、別府や大分、またMacrophage IIの母港である武蔵からも何艇か回航したのだが、途中で様々なトラブルに見舞われ、宇和島まで辿り着かなかった艇が複数あった。
僚艇はシングルハンドでがんばって出て行ったが、次第に風雨が強くなり、心配になって電話すると、”速水瀬戸を通過したものの、南からの強風と波に煽られ、これ以上は危険、、”、”どこか逃げるところはないか?” と言うので、三瓶湾を勧めてあげて、なんとか無事に逃げ込むことができた。もう少しで宇和島なのだが、たった数マイルを進むことができなかったと言う。それを聞いて、無理して出なくて本当によかったと思った。
今年は天気に恵まれればよいのだが、、と祈りながら、エントリーを決めた。
すでに10数艇がエントリーしている。
2022年の佐伯のレースでダブルハンドでスピンをあげらトラブった。
2024年の宇和島では、いまのところシングルハンドの予定なので、無理せずスピンなしで登録した。
ただ、過去の気象データをみてみると、4月終わりから5月の頭での宇和島の風のトレンドは、午前中は北西あるいは西北西の風、午後からより西にシフトし、西または西南西の風になるパターンが多いようだ。
コースは九島おきから円瀬灯浮標をまわって戻る約8マイルのコース。
行きはのぼりで帰りはスピンラン?
だとするとスピン無しでは勝ち目なさそう。
”スピン無しクラス”を作って欲しい。