Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

宇和島パールレースにエントリー!

宇和島レース、大昔に出場したことは覚えている。

90年代の後半だと思うが、どの年だったか思い出せない。

そのときは、レースそのものより、宇和島のお城とか、街を散策したことのほうが印象に残っている。

古い城下町には、なんともいえない風情があって、食べ物もおいしい、という共通点があるように思う。

今年のレースへの参加を表明した。

レストア以降なんとか船を浮かべ、2022年の秋の佐伯市長杯でレースに再デビューを果たして以来、レースには参加できなかった。

昨年(2023年)は、なんとか春の宇和島のレースに馳せ参じようとエントリーしたのはしたのだが、レース前日から低気圧と寒冷前線が通過し、直前に棄権させてもらった。

 

ゴールデンウィークは、世間では春うららのイメージがあるが、海上は、移動性の低気圧で大荒れになることがある。昨年、レース前日の前線の活動は活発で、別府や大分、またMacrophage IIの母港である武蔵からも何艇か回航したのだが、途中で様々なトラブルに見舞われ、宇和島まで辿り着かなかった艇が複数あった。

僚艇はシングルハンドでがんばって出て行ったが、次第に風雨が強くなり、心配になって電話すると、”速水瀬戸を通過したものの、南からの強風と波に煽られ、これ以上は危険、、”、”どこか逃げるところはないか?” と言うので、三瓶湾を勧めてあげて、なんとか無事に逃げ込むことができた。もう少しで宇和島なのだが、たった数マイルを進むことができなかったと言う。それを聞いて、無理して出なくて本当によかったと思った。

 

今年は天気に恵まれればよいのだが、、と祈りながら、エントリーを決めた。

すでに10数艇がエントリーしている。

2022年の佐伯のレースでダブルハンドでスピンをあげらトラブった。

2024年の宇和島では、いまのところシングルハンドの予定なので、無理せずスピンなしで登録した。

ただ、過去の気象データをみてみると、4月終わりから5月の頭での宇和島の風のトレンドは、午前中は北西あるいは西北西の風、午後からより西にシフトし、西または西南西の風になるパターンが多いようだ。

コースは九島おきから円瀬灯浮標をまわって戻る約8マイルのコース。

行きはのぼりで帰りはスピンラン? 

だとするとスピン無しでは勝ち目なさそう。

”スピン無しクラス”を作って欲しい。