Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

バッテリー端子接続不良

Macrophgae IIには、二つのバッテリーがある。#1は、エンジン起動用、#2は、航海灯、室内灯、測深器、電動ポンプ、インバーター、冷蔵庫などを動かすためのサブバッテリー(ハウスバッテリー)。

海上でエンジンが始動しないほどストレスなことはない。

なので#1は絶対にフル充電を維持しておきたいので、自然と可能な限り#2でエンジンも始動させている。ようは#1はいつもフル充電のままキープしているのだ。

バッテリーのスペックは、#1と#2は同じである。というか同じタイプのバッテリー。

エンジンを回すには十分な電流をながすことができる、はずだ。

ところが、最近になって、不思議な現象が頻発した。

#2でエンジンを始動させると、調子良くエンジンが回り出す。

エンジンを切って、再始動させようとすると、うんともすんとも言わなくなる。

バッテリー電圧がいきなりゼロになるのだ。

これが、ターミナルの問題だと診断するには時間はかからなかった。

#1だと回るので、#2側の問題。

そして、#2に直結させたインバーターは動いている。

ということは、#2につながっているメインのケーブルとの接続がもっともあやしい。

ターミナルを手動で少し回転させてあげると、接続が復活する。

なんどか誤魔化していたが、いよいよ調子がよくないので、ちゃとターミナルを外して磨いたら復活した。

ケーブル側のターミナルが汚れていた。

ケーブル側のターミナルを磨いたら、セルモーターの動きが改善した。

わりとありがちなトラブルなのだろうが、ここで疑問がのこる。

なぜ、一発めの始動では動くのに、二発目でいきなり絶縁されてしまうのはなぜ?

大きな電流が流れたことによって、端子と端子の間でのなんらかの化学的あるいは物理的変化があるのだろうが、メカニズムがよくわからない。

汚れはあるものの、かろうじてつながっているので、一発目は電流がながれる。大きな電流の通電後に熱によって、接触不要がひどくなる? とかだろうか。