Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

第37回佐伯市長杯クルーザーレース大会  参戦記 その4 罪滅ぼし

歴史的事実からも、BW-33は、正統派の”外洋レーサー”である。

私がオーナーになって以来、レースで優勝はおろか、上位入賞すら果たしたことはないのは、最近のヨットのデザインが速いからか、それとも乗り手が下手なのか? 

(たぶん後者だろうが。。)

 

いまのMacrophage IIは、そもそも速く走ることを想定していない。

スピンポールも、150%ジェノアもいまだ整備中でおろしっぱなし。

今回使うジブは、ハイカットの120%、微風で走ることを想定していない。

それに加えて個人的ポリシーとして、一度出港するからには万が一全ての供給をたたれ海上をひとり漂流することになっても1週間以上持ち堪えるだけの搭載品は搭載すべきだと思っているので、出港前に、燃料を本タンクに90リットル、予備で40リットル、合計130リットル、清水を本タンクに約60リットル、飲水として小さなポリタンに6リットル、予備タンクに12リットルを別積みした。これで、船が若干どころかかなり重い。

 

もともとレースが好きかと言われれば、実はそうでもない。

それにしてもレースに出ようと思ったのはなぜか?

ひとえにMacrophage II への罪滅ぼしだと思う。

 

どうしても出たかった。

出してあげたかった。