Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

2022-12-08から1日間の記事一覧

レストア第2期(キャビン内装 その14)

ヨットの部品や部分の名称は、意味不明の英語で呼ばれる。 例えば、すでに紹介した”バース”は、ベッドと言えばよいものを、なぜかバースと呼ぶ。 もっとも不可解な英語に、フォクスルがある。 船首付近のデッキしたスペースのことである。 語源は、フォア キ…

レストア第2期(キャビン内装 その13)

Macrophage IIのギャレーは、メインキャビンの右舷後方にある。 巨大とは言わないが、それなりに大きなステンレス製アイスボックスが付いている。 ステンレスは二重構造になっていて、隙間に発泡ウレタンが充填してある。 熱を遮断する能力はどうかというと…

レストア第2期(キャビン内装 その12)

ギャレーには、ガスレンジがついている。 しっかりとしたジンバルに固定されている。 どうも50年前のオリジナルの可能性がある。 すくなくとも、私がこの艇を手に入れたときには、いまのガスレンジだった。 20年放置したのもあって、みすぼらしい感じがした…

レストア第2期(キャビン内装 その12)

さすがにヨットを20年放置すると汚れたというレベルではすまない状態になる。 特にギャレーが汚れていると、気分が晴れない。 もともとビニルみたいなコーティングがなされていたので、それを剥ぎ取ってみると下には、割としっかりとした板が出てきた。 しっ…

レストア第2期(キャビン内装 その11)

Macrophage IIには、ギャレー(台所)に戸棚があって、引き戸(スライド扉)になっている。昭和の家は、たいていこんな感じの戸棚があったように思う。 ヨットに引き戸は珍しいのかもしれないが、構造的には悪くないと思う。 というのが、ヒンジで開閉するよ…

レストア第2期(キャビン内装 その10)

右舷上部のバースは、物置として使っていた。 今後も、ここで寝ることはないように思う。 中学生のとき、初めて乗せてもらったヨット(レフテナント@八代)で前日から泊まってらした山﨑さんが2段ベッドの上で寝ていたのを思い出す。 Macrophage IIもそう…

レストア第2期(キャビン内装 その9)

レストア(restore)の基本は、文字通りに解釈すれば、”元にもどすこと”だと思う。 単純にペタペタ塗料を塗りながら、なぜこういう構造なんだろう、って思いめぐらせると、レストアすることによって、もともとの設計者の意図をより深く理解するようになる。 …