Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

船底ゲルコートのリセット その5

ゲルコートは塗料とは異なり、薄くぬるべきではないというが、厚く塗りすぎると、でこぼこが目立つ。

硬化剤の混ぜ方によって、硬化時間が変わる。

いったん硬化が始まると止められないので、いっきに塗るしかなくなる。

とてもデリケートなのだ。

はけ塗りは可能だが、小さな面積の補修くらいにとどめておいたほうがよい。

船底みたいな広いところに、はけ目がつくと、削るのに時間がかかりすぎる。

一斗缶に入ったゲルコートは、顔料が底にしずんでいるので、ひたすら混ぜて、取り出した材料に適度な(これが難しい!)硬化剤をいれて、ローラーで一気に塗った。

準備から塗布まで、約1年かかっていた。

舵取り付け部分

キール前面

右舷

左舷から全体像
ゲルコート再塗装後 2019年4月