Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

レストア第1期(舵軸不良と舵交換 その8)

さて、舵ができたが、元の舵軸のラインと新しいラインが合わない。

そもそも二つの軸をジョイントさせていたのは、意図的に舵軸を非直線にしたかったからではないかと思う。

そうすることによって、なにがあっても舵が落ちることを防ぐ構造にしたのではないか?

設計者、武内俊さんは亡くなっているので真相は分からないが、Macrophage II は、BW-33のプロトタイプ(一号艇)なので、きっと試行錯誤があったに違いないと思う。

いずれにしても、非直線の舵軸を直線に戻す必要があった。

当時、メンテナンスなどをお願いしていた井上マリンの井上さんが、スケグの一部を楔状に切り取ることで、新しいラインにしてくれた。

2018年時点(第二期レストア前、パテで補修した直後)スケグが楔状に切り取られた形跡がわかる