年末に古い炊飯器でご飯を炊いた。
もともと船に乗せようと90年代に購入し、数回使用しただけで放置していたものを職場で長期滞在中の外国の方にお貸ししていたのだが、噴きこぼれの影響で故障して戻ってきた。
噴きこぼれたご飯が熱板で炭みたいになっていたので、とりあえず掃除してみたら復活した。
それで、いっかい炊いてみようということで、スタッフさんと一緒に自分のオフィスでご飯をたいたのだ。
いまのIHとかではないが、さすがに専用機だけあって、美味しいご飯が炊けた。
その時、気がついたのは、炊飯器は必ずしも強火では始まらないこと。
むしろ、炊飯時の熱は、ガスで例えると弱火にちかい。
昔から、はじめチョロチョロ、、というが本当なのかもしれない。
そして炊飯器では、吹きこぼれるような沸騰はさせておらず、一説によれば熱板周辺のセンサーが130度以上の温度を察知すると切れるようになっているようだ。
要は、水の沸点を少し超えたところで切れるわけなので、グツグツ言わなくなっら消せということだろう。
同じことを鍋で再現してみた。
今までは、最初は強火、沸騰したら弱火、水がなくなるまで全行程を12分で仕上げていた。
若干面倒なのは、途中で火を調整する必要があること。
今回は、最初から最後まで弱火、全工程を15分とした。
結果、噴きこぼれがなかった。
なにも考えずに15分火にかければよいので、帆走中でも炊けないことはないかな。