北風が強い。こんな日は、室内の作業にかぎる。
ずっと後回しにしていた室内バルクヘッドのニスの再塗装を開始した。
実は、すでにレストアのかなり初期の段階からニスは塗っていた。
そして、なにかにニスを塗って、材料が少し余るたびに、塗りつけていたので、おそらく10コートくらいは塗ってるはずだが、気に入らないのだ。
古いニスを全て剥いで、木部を研磨してから塗ればよいのだが、その手間は大変なので、手抜きをしていた。古い塗膜はのこしたまま新しいニスを塗っていたのだ。
遠目には分からないが、至近距離まで近づくと、細かなクラックが網状の傷のように見える。
木部の傷ではなく、古い塗膜の傷だ。
何度か塗ったら消えると思っていたが、なかなか消えない。
ほとんど分からないといえば分からないのだが、おもいきって新しい塗膜を再研磨して、塗り直すことにした。
キャビン内の作業は、なるべくあとの掃除が楽なほうがよい。機械で研磨したほうが早いのはわかっているが、それをすると、キャビン中に粉が舞う。
ある程度、仕上がっている面を研磨するには、水研ぎがよいと思う。
ほとんど粉がまうことはない。
新しくニスを塗ったら、だいぶ傷がわからなくなった。
これをまた水研ぎして、ニス塗って、水研ぎして、、、を繰り返そうと思う。
1回の作業でえ、2コートくらいが限界なので、思い出したときにチマチマ続けて仕上げるしかない。道のりはながい。。。