Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

第37回佐伯市長杯クルーザーレース大会  参戦記 その17 守護浦(もりご)へ緊急入港

大入島は、歴史のある島だ。

神武天皇にゆかりの井戸「神の井」を見るために数年前に、自転車で一周したことがある。

島の周りに数カ所の集落がある。佐伯港との間は目と鼻の先だ。

 

レースが終わったら、すこしずつ風が強くなってきた。

佐伯港までの短い距離であっても、トラブルのある状態で走るのは危険だ。

大入島に、漁港の入り口がみえる。

心配したレース事務局から電話が入った。

特に危険な状態ではないが、島のブランケットに入りたい、目の前の港、深さありますか?と尋ねると、入って左側が浅いが、問題なく入れるという。

守護浦の港にエンジンをかけて入港。着岸はせず、港内でスピンをおろす。

ゆっくりとエンジンをつかって艇を何度も回転させて、スピンの巻きつきを解除した。

とれた!

江戸時代からつづくという集落である守護浦は、風も波もはいってこない絶好の良港だった。

このまま滞在したくなるが、急いで佐伯港へ向かう。