Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

2022-12-06から1日間の記事一覧

レストア第2期(キャビン内装 その6)

できあがったシートマットをチャートテーブル後方にセット。 これで座れる。 チャートテーブル後ろのチェアー

レストア第2期(キャビン内装 その5)

BW-33には、立派なチャートテーブルがある。 昔、紙の海図しかなかった時代には、海図を広げられるスペースがコックピットの近く、すなわちコンパニオンウェーの真下にあるのが当たり前だった。 今はどうなのだろう。 スマホがあれば、少なくも自艇の位置が…

レストア第2期(キャビン内装 その4)

今回のレストアでは、剥がせる壁紙は剥がした上で、表面にパテをぬって、水性ウレタン、という工程と、壁紙に直接ウレタンを塗る工程が混在している。 どちらがよいかだが、デコボコした壁紙は、適当に塗っても耐えられるが、下地を作らずにウレタンを塗ると…

レストア第2期(キャビン内装 その3)

Macrophage IIの前のオーナーは、大崎上島のMさんだった。その前のオーナーさんが、広島の方で、プロの内装屋さんだったらしく、船内の壁を壁紙で仕上げていたようだ。 もちろん約20年の放置により、壁という壁がカビとか汚れで最悪の状態に陥っていたが、意…

レストア第2期(キャビン内装 その2)

賛否両論あろうかと思うが、少なくとも室内については時代は水性ペイントだと思う。 たしかに、油性、すなわち有機溶媒に溶けているような塗料は、しっかりしていると思うが、なんといっても体に悪いと思う。 肺だけでなく、脳も溶けるはず。 その点、水性ウ…

レストア第2期(キャビン内装 その1)

2017年に開始したレストアであるが、やるべきことは無限大にあったので、それから現在まで毎週末、ほぼ皆勤賞で作業を続けている。 先に述べた通り、プロにまかせるべきところ(エンジン、トモ周り、キールボルト周辺、クレーンが必要な作業など)はプロにま…

レストア第2期(キールボルト点検、Cチャン取り替え、そして清掃 その4)

Cチャンから出たサビと、溜まった雨水が混じり合ったヘドロを少しずつ取り除き、キャビンないの壁を拭き取ってはペイントしていった。 ベニアでできた部分の大部分はスポンジのように腐っていた。 しかし、チークだけは、この状態であっても腐ってはいなかっ…

レストア第2期(キールボルト点検、Cチャン取り替え、そして清掃 その3)

BW-33は、デザイナーである武市俊氏とビルダー、リンフォース工業の傑作と言えると思う。 いろいろな構造物をみるとよく考えて作ってあると思う。 しかしながら、このCチャンだけは、なぜ鉄をつかったのか解せない。 傷んだCチャン:遺跡からの出土品か?