武蔵漁港で迎えた朝、寒すぎて泣きそうだった。
朝からどんよりとした雲、深夜から北東の風が容赦無く吹き付けてくる。
船体を岸壁に左舷付しており、風と波は右舷からやってくる。
昼飯たべて出ようとおもっていたが、windyによると午後はますます風が強くなるという。
距離にして1マイル、朝8時40分、なんとかなるだろうとマリーナへ向けて出港した。
Macrophage IIは、後進をかけると船尾を左にふる。
なので、左舷付での着岸は得意なのだが、離岸時にはボートフックでぐいぐい押してあげないと、船尾が離れない。
ところが、右舷側から強風がふいているので、ボートフックで押したくらいでは、艇はうごかない。
33フィートは、港内での取り回しに関して言えば、シングルハンドでの限界点かもしれない。
それでも後進をかけながら離岸しようとするが、船首は船首で風に煽られるので結果、船首が大きく左に触れてしまった。
その時、ゴリゴリゴリ、、、、 やってしまいました。