木部の修復だが、パテをいれてそのままニスを塗ると、まるでプラスチックで木にはみえない。
正直、どうやればよいのか分からないまま試行錯誤でやってきた。
以前、ティラーを修復したときには、パテのあとにアクリル絵の具で色をつけた。
いろいろと絵の具も試してみて、ターナーのアクリルガッシュのシリーズで”煙草色”がよかったが、それを室内に使うとなると、すこし黄色みが強いと思う。
修復中のバルクヘッドは、キャビン内装の壁でもあるのだが、周りのチークの色と合わせるとなるともうすこし赤みがある。
葡萄酒色なる絵の具もかってみた。他の絵の具とも混ぜて使う予定。
着色ニスを繰り返して塗ると、ある程度は背景が適当でも色は止まっていくのだが、色があうかどうかやってみないとわからない。