Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

番外編 飛行機のベルト規則、連邦法も厳しいかきっぷりだった

米国連邦法の下に連邦命令(CFR)というルールがある。

日本の省令に相当するものと考えてよい。

飛行機のシートベルトに関してはCFRで規定されているようだ。

滑走路を動いてるとき、離陸時、着陸時のシートベルトは強い命令であるshallが使われている。

飛行中については、シートベルトサインがオンのときも、乗ってるひとは、シートベルトを着用しなければならない、とある。こちらもshallだった。

なので、米国の法律では、should ではなくてshallでベルト着用を義務付けていた。

 

ただ、どうしてもの”緊急事態”でトイレに行く際には、シートベルトをはずして行かざるを得ないわけだが、この違反で罰則が運用された事例がないらしい。

米国のCAは、飛行中にシートベルトサインが点灯していることを乗客に伝えることはしても、どうしても我慢できないトイレにまで行くな、という禁止まですることは稀という運用が一般化しているということのようだ。ただ、離着陸時、滑走中は別らしい。

 

参考までに、CFRの記載↓

Except as provided in this paragraph, each person on board an airplane operated under this part shall occupy an approved seat or berth with a separate safety belt properly secured about him or her during movement on the surface, takeoff, and landing.

 

Each passenger required by § 121.311(b) to occupy a seat or berth shall fasten his or her safety belt about him or her and keep it fastened while the “Fasten Seat Belt” sign is lighted.