以前、自動車修理のプロの方が書かれていた。
最近の修理は、コンピューターで故障箇所をさがして、あとは部品交換。
下手すると部品ではなく、アッセンブリーごと交換。
本来は、部品交換よりも、なぜ部品が壊れたのかが大事で、そこを解決しないかぎりまた壊れると。
う〜〜ん、であれば、インペラのブレードが破損したのは何故?という疑問にぶちあたった。
陸上げしていると乾燥して劣化しやすいらしい。
本来は、シーズンごとに交換でもよいのだろうが、正直、1年ちょっとしか乗ってないし、エンジンもそう長く回したわけでもない。
ちなみに、ひとつブレードがみつからないがどうすべきか、エンジンのプロに聞いてもらった。
ホースや継手にひっかかってなかったら、エンジンの中に入ってるかも、とのこと。
まあ、そうだろうと、そこまでは素人でも分かるが、問題は、そこから先どうすべきだ。
理想を言えば、回収したほうがよいに決まっているが、1つ2つなら問題ないことが多いので、回復させたら水量が維持できるか、オーバーヒート気味にならないかチェックせよとのこと。
もしも、エンジンブロック下部からオイル→シリンダーと冷やしていく水路のどこか決定的に塞いでは不味いところに引っ掛かると、当然エンジンがおかしくなるのだろう。
ただ、経験的に、そうならないことが多いらしい。
なので一個だけの羽を探すためにエンジンをばらすということは現実的ではなく、問題が解決しないときの最終手段ということのようだ。
さっそくインペラとガスケットを2セット注文した。
1つはつかって、もう1つは予備だ。
発注してから思い出した。予備持ってた! しかも二つも。
これで予備が3つになるが、よしとした。
予備でもってるインペラは、20年ちかく、船に乗りっぱなしだった。
ゴムが劣化している可能性もあるので、使わないほうがよいだろう。
ウォーターポンプに、古い予備のインペラーをいれてみた。
すると、プチッ、プチッと回転時に音がでる。
水の入口と出口は、金属の板みたいなのが入っていて、そこを羽が通るときの音だ。
それが正常なのか分からない。
板は、カムとよばれる部品のようだ。