Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

ペラクリンの重ね塗りとマジックインキ

お盆なのでシージェット039を入手できず、とりあえず手持ちのものを塗ることにした。

シージェット039が約3kg、ペラクリン(ミニ)は、缶の半分以上ある。

ラクリンのプライマーは2液性なので、使い切ってしまったので無い!

今度から、プライマーも小分けして使う方が良いと思った。

ラクリンの部分剥離は、サンディングしてならすことが不可能に近い。

というのが、下地の問題というより、残っているペラクリンがゴムみたいな性質なので削れないのだ。削るとボロボロと壊れる感じ。

なのでなんとか下地を底上げする方法を考えたが、おそらくパテをつかってもあっという間に高速の水流で撮れてしまうだろう。

パテがつかえるくらいなら、最初からパテをぬっておいて、船底塗料をぬればよいわけで、誰のそれをやらないのは、きっとうまくいかないからなのだろう。

と思いつつ、もし強力に接着できて確実に絶縁できるパテみたいな下地があれば、できないことないのかもしれない。ありえるとしたらエポキシ樹脂かな。。。

エポキシ樹脂はペラの下地としてありえるのか? 

剥離部分は小さいので、実験だと思い、ペラクリンのプライマーがないので、エポキシ樹脂を代用することにした。

その前に、数週前に通りがかりの方から、おもしろい話を聞いた。

ラクリンが剥離した話をしていたら、そもそもペラクリンは不要、マジックインキを塗れば、フジツボとかつかないと言うのだ。

もし本当だとすると画期的だ。値段が、100分の1だからだ。

騙されたと思って、マリーナ近くのホームセンターナカシマさんでマジックインキを購入した。ちなみにマジックインクではない。商品名は、マジックインキ。

詰め替え用もあったが、今回は実験みたいなもので、全部を塗るわけではないので普通の詰め替えが可能な太字のペンにした。蓋をあければインクそのものが出るだろう。

剥離した部分を研磨してマジックインキを塗ってみた。

う〜〜ん、たぶんだが、さすがにペラクリンと同じ性能になるとは思えなかった。

というのが、ペラクリンには、そもそもマスキングテープも貼れない。

ようはツルンツルンなのだ。それに対して、マジックインキを塗った部分にはマスキングテープが付きにくいのは確かだが、ペラクリンほどツルンツルンではない。

フジツボ君とマスキングテープは違うだろうが、なんとなくペラそのものに塗るのはやめておこうと思った。

その代わり、シャフトの船体側の出口部分に、前回若干塗り残しがあって、そこはフジツボの赤ちゃんみたいなツブツブがうっすら生えていたので、そこを実験台にしてみた。

 

シャフトの一部分にマジックインキをぬってみた。
ここなら、フジツボついても良いかと許せる部分。
これでペラクリンと同じご利益があればよいのだが。
結果は次回の上架時(冬?)までお預け。

 

前回、余ったペラクリンを剥離部分に塗布。
使用したバインダーは、エポキシ樹脂、要はダイソーの透明接着剤。
面倒なので、ペラクリン自体は剥離部分だけでなく全体に上塗りした。
どんどんペラが分厚くなっていく、、、
ちなみに刷毛ではなくて、ダイソーの平筆をつかってみたら、刷毛より塗りやすいと思った。
筆のコストは50円。