Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

国東半島の沖は大渋滞?

国東からの帰り。

ふと周りをみると、本船、本船、本船、、囲まれている。

関門と豊後水道の最短コースを考えると国東半島ぎりぎりを通るのは当然といえば当然なのだが、国東港には船いないのに、沖には多くの船がいるのだ。

国東沖を多くの船が通過していく
(SOGは7ノット超え!)

この状況をみると国内外で船での物流がないわけではないのがよく分かる。

むしろ、こんなに船は使われているのだが、国東港には船がいない、、、

 

 

 

 

 

四国行きを断念し、近場の国東港へ、そして撤退

3/15-3/18までの2泊3日で佐田岬のとったんにある大岩にいこうかと思っていた。

あいにく、3/16は高気圧に覆われるが、3/17は、気圧の谷間が次第に低気圧に発達し天気が崩れるという予報が、数日前からでていた。

3/17の降水確率は80%。

う〜〜〜〜ん、雨の中長時間走るのは嫌だな、ということで四国行きは断念し、以前からはいってみたかった国東港でゆっくりしようと思った。

3/16の13時に出港。

国東半島の沖は浅いし、いくつかの瀬がある。

豊後大瀬灯浮標の内側(西側)には大瀬、その南東にはホゴ瀬、がある。

 

空港沖は浅いところが多いので要注意。赤い矢印は真の自船位置。
ライトグリーンの矢印はNew Pec Smartでの自船位置。

大瀬の浮標。西側は浅いのでヨットでも通らないほうがよいと思う。

BW-33の設計上の吃水1.8Mで、実際そんなものかと思う。

大瀬だが、ブイの内側は、急激に浅くなる。

空港の滑走路を抜けて、ホゴ瀬の手前で転進、豊後大瀬灯浮標を目指す。

ほぼ無風、機走するが、船底が汚いのと若干の逆潮もあって艇速が伸びない。

Macrophage IIの船底には、加水分解型船底塗料(シージェット039)が塗ってある。

浮かべっぱなしだと船底がよごれてくるが、走らせると溶けてくれるのか、ちょっと船速があがってくる感じがする。

1430頃、国東港内にはいる。

もともと大型船用の港なので、古い港以外にも港が拡張されている。

まだ工事があるのか、砂もつんである。

国東港の岸壁(フェリー乗り場付近)

さらに拡張された岸壁

とても立派な港なのだが、立派すぎてヨットが係留するには、岸壁に横付けするにも岸壁が高すぎて無理がある。

槍付けすればよいのだろうが、その元気がない。

隣の漁港には漁船がたまっているが、空いてる岸壁は、空いている理由があった。

仮に南風が入ると、波がはいってきそうなのと、空いているところは浅い!!

ほぼ満潮なのだが、深さ2.4M。

これから1メートル下がるので、だめじゃん、、、ということで係留を断念。

明日から雨だし、、、帰ろう、と撤退を決断した。

この港、実に立派だが船がいない!!

フェリーはとっくの昔に廃止されていて、フェリー桟橋にはときどき貨物船がはいるようだが、私が入港したときに、なんと、ただの1杯も船がいない!!

もちろんヨットもボートも使えない。つまり、ほぼ使われていないと言って良い。

整備が計画されたときには、これから多くの貨物船や、旅客船がどんどん入ってきて、国東港を中心に観光、工業などの産業が加速し、経済が潤う、、、なんていう壮大な計画だったのだろう。

これから、そんな展開はないと思うが、結局儲かったのは、土建屋さんだけ?

個人的には、海の駅+道の駅にしてしまうのが良いと思う。

実は、国東にいきたかったのは、古い町なので、割烹料理とかいろんな飲食店があるので、夜はそういう所で食事をして、、、という展開を期待していたのだ。

せめて、ヨットとかで遊びにいけるようにして欲しいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

番外 確定申告と税務署のポスト

今時、紙の用紙で確定申告しているのは化石みたいな人間なのかもしれない。

それが私なのだが、、、

電子申請には、マイナンバーカードとは別にカードリーダーがいる。

カードリーダーをそのために買うのも面倒だ。

カードリーダーがなくても、国税のホームページ上で申請書は作成可能で、かつデータはファイルとして自分のパソコンに保管できる。

ただ、その場合、電子申請はできず、紙で提出となる。

電子的に保存可能なファイルなのだから、そのまま電子提出でもよさそうなのだが、させてくれない。

ただ、確定申告でもっとも面倒なのは、準備であって書類の作成ではい。

印刷自体は、数分でおわるし、郵送も簡単。

いつも期限ギリギリに郵便ポストに投函していたのだが、忙しくて、申告書つくるのが大幅に遅れてしまった。

今回は期限前日の14日の段階でほぼ準備ゼロの状態。

14日の23時に準備開始、データ作成、、とうとうことで14日の夜は完徹してしまった。

15日は、朝から普通に出勤。

そしてこともあろうに朝から夜まで仕事が連続し、プリントする時間すらとれない。

結局、プリントできたのが15日の午後9時、郵便局も終わっている。

しかたないので、税務署のポストに直接投げ込んできた。

こういう期限ぎりぎりで提出するひとのために、ポストがあるのだ。

はじめての経験。

同じようなひとがいるかと思ったが、そんな人間は私だけでした。

税務署の玄関にこんなポストが設置してある。一応、期限の2時間前までに投函したのでセーフ。

 

 

とりあえずスクラッチを塗装した

やっと塗装できた。

使用したのは、インターナショナルのパーフェクション。

塗装前

塗装後。色がとまらない。。。まいいか。

ついでに細かい傷を修正

デッキとの接合部も再塗装

 

新しいバッテリーが届いたが、、、休息中

昨夜は、歓送迎会、ひさしぶりに弾けてしまった。

帰ってきたのは、午前2時すぎ。玄関にバッテリーがおいてあった。

今週までにとりつけないと、来週のクルージングにいけないのだが、朝から体がうごかない。

気がつけば、確定申告期限がせまっている!!

なにもしていない。朝から、必要書類を整理、というか家探し。

申告おわるまで船はお預け。

二日酔いではないのだが、すこし休まないともたない。

よく考えたら、今日も夕方から会議だった。

どちらにしても船にはいけない。

 

#2バッテリー交換:リチウムリン酸鉄か鉛ディープサイクルか?

ハウス用バッテリーである#2だが、充電はできるが、なにか負荷をかけると電圧の落ちがあった。

そろそろ寿命かと思っていたのだが、先々週、ウルトラショートクルージングで寒さに耐えられず、電気毛布をつかったら、#2バッテリーにトドメを刺してしまったかもしれない。

朝起きたら、電圧がやばいことになっていた。

インバーターは、10.5vで自動的にオフになるようだが、その段階だとバッテリーはほぼ空っぽなのだろう。

早く新しいのを買おう買おうと思っていて、注文してなかった。

結局同じ、ACデルコ ボイジャーバッテリー 27MFにした。

今日とどくはず。

注文履歴をみたら、いまの#2の購入は、2019年年末。

ちょうどそのころ、ヤンマー3GMが復活、取り付けが終わり、バッテリーをつないだのだ。

エンジンはついたものの、船底やらハルやら、デッキやらのレストアは未完成で、内装もぐちゃぐちゃだったので、2022年の春に浮かべるまでの間、陸電での充電と放電を週末ごとに繰り返しながら、室内灯とステレオ、その他もろもろ電源としてつかってきた。

浮かんでからも、インバーターと直結、夏は、冷蔵庫、とわりと酷使してきたのだ。

結局、3年半ほど経過しており、普通に考えたら、寿命なのだろう。

 

いろいろな物価が上昇するなか、鉛バッテリーも値段があがっている。

一方で、中国製のリチウム鉄電池は、全体に値下がりしている。

まよったあげくリチウムにしなかった理由は、一説によれば、いったんリチウム鉄バッテリーがフルに充電されると、内臓のbmsが充電を完全に遮断、つまり、オルターネーターとの接続が切れるので、オルタネーター がいかれることがある、というストーリーが怖いからだ。

しかし、それよりも、怖いのは、水没かもしれない。

普通に使っていたら滅多に変な話にはならないだろうが、船の場合には、最悪の事態だと、船底からの浸水、水没がありえる。

そうなるとあるレベルからバッテリーはつかえなくなるのだが、リチウム電池が水没したら発熱、、、そして、爆発というのはありえるかもしれない。

そんな話はきいたことがない、と言うひともいたが、、、そもそも私の周りで、船が水没、船体放棄、と至ったケース自体を聞いたことがないので、リチウムバッテリーが安全なのは、あくまで船が浮かんでいることを前提にした話だと思う。

 

 

 

 

 

リチウム鉄バッテリーの

 

宇和島パールレースにエントリー!

宇和島レース、大昔に出場したことは覚えている。

90年代の後半だと思うが、どの年だったか思い出せない。

そのときは、レースそのものより、宇和島のお城とか、街を散策したことのほうが印象に残っている。

古い城下町には、なんともいえない風情があって、食べ物もおいしい、という共通点があるように思う。

今年のレースへの参加を表明した。

レストア以降なんとか船を浮かべ、2022年の秋の佐伯市長杯でレースに再デビューを果たして以来、レースには参加できなかった。

昨年(2023年)は、なんとか春の宇和島のレースに馳せ参じようとエントリーしたのはしたのだが、レース前日から低気圧と寒冷前線が通過し、直前に棄権させてもらった。

 

ゴールデンウィークは、世間では春うららのイメージがあるが、海上は、移動性の低気圧で大荒れになることがある。昨年、レース前日の前線の活動は活発で、別府や大分、またMacrophage IIの母港である武蔵からも何艇か回航したのだが、途中で様々なトラブルに見舞われ、宇和島まで辿り着かなかった艇が複数あった。

僚艇はシングルハンドでがんばって出て行ったが、次第に風雨が強くなり、心配になって電話すると、”速水瀬戸を通過したものの、南からの強風と波に煽られ、これ以上は危険、、”、”どこか逃げるところはないか?” と言うので、三瓶湾を勧めてあげて、なんとか無事に逃げ込むことができた。もう少しで宇和島なのだが、たった数マイルを進むことができなかったと言う。それを聞いて、無理して出なくて本当によかったと思った。

 

今年は天気に恵まれればよいのだが、、と祈りながら、エントリーを決めた。

すでに10数艇がエントリーしている。

2022年の佐伯のレースでダブルハンドでスピンをあげらトラブった。

2024年の宇和島では、いまのところシングルハンドの予定なので、無理せずスピンなしで登録した。

ただ、過去の気象データをみてみると、4月終わりから5月の頭での宇和島の風のトレンドは、午前中は北西あるいは西北西の風、午後からより西にシフトし、西または西南西の風になるパターンが多いようだ。

コースは九島おきから円瀬灯浮標をまわって戻る約8マイルのコース。

行きはのぼりで帰りはスピンラン? 

だとするとスピン無しでは勝ち目なさそう。

”スピン無しクラス”を作って欲しい。