Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

台風予測モデルの精度(温暖化の影響?)

台風が行ったり来たり。

2酸化炭素による地球温暖化の影響なのかは分からないが、いままでなかったパターンだ。

結果、こちらからはそれてくれたてほっとしている。

(九州西岸の方々、ごめんなさい。)

 

予報も、今日、明日、明後日くらいまでは大体当たるが、それ以降になると、ハズレとまでは言わないものの最新技術の予測でさえも予想外のところに行ってしまうことは避けられないのだろう。

予報が当たっているとみるか、はずれたと見るかはどう判断すればよいのか分からないが、気象庁でのクライテリアみたいなものはあるのだろうか?

気象庁やら米軍やらの予測は、最新の理論にもとづいたモデルを構築、コンピューターを使ってシミュレーションしているのだろう。きっと。

なのでモデルの中にはきっと様々な前提条件があるのだろうし、実測データとは別に様々なデパラメータがデフォルトで入っているはず。

どんなモデルなのだろう?

気象庁のホームページによれば、台風予報には、”全球モデル”なるものが使われているとあるが、その中身についてはどこにも解説がない。

 

この地球レベルでの気候(数理)モデルという概念を作ったのが、プリンストン大学真鍋博士。

2021年のノーベル物理学賞受賞で一躍脚光をあびるが、1960年代からの地道な研究成果なのだそうだ(by ノーベル財団)。

最初にCO2やら、大気の垂直移動やらをモデルにいれこんで、いまの温暖化の解明にも寄与し、世界中の天気予報のやり方も変えてしまった。

真鍋さんんは、愛媛県新宮町のご出身だそうだ。

科学上の大発見者は、意外とど田舎の出身者が多いらしい。