Macrophage II の日記

ヨット(BW-33)のレストア記録を中心にした独り言

6時間のストレス解消(船の掃除)

 

この数週間、なかなか船にいけなかった。

3連休の最終日、やっと時間とれた。

全国を襲った豪雨の影響で、ここ大分県でも避難者がでているし、東北も大きな川が氾濫して大変なことになっている。

大量のビルジが溜まってるかもと思いながら高速を飛ばしてマリーナへ。

駐車場からKさんが出港していくのが見える。

船につくと、床板をはぐり、船底をあけてみる。

BW-33の欠点のひとつが、ビルジ溜まりがないことだ。

床板を支えるために船底にもビームがあるので、ビームとビームの間に水がたまる仕組みだ。

しかし、結局のところ、船内の船底はまんべんなく濡れてしまうので、ビルジはポンプで抜いたあとにタオルで拭き取るのが一番よいという結論に達している。

どうしてもどこからともなく雨水がはいってくるので仕方ないが、結果的にはこの大雨でもビルジは大したことなかった。蒸発したからかもしれないが、、、

雨が大量にふったせいか、船体は比較的きれい。

その分、フェンダーの汚れが目立つ。

黒い汚れが線状になってついているので、100円ちょっとで売ってる台所用クレンザーとナイロンタワシでゴシゴシ洗う。

ヨット用のフェンダーは、PVCという素材が主流である。

このPVCが、手強い。

いろいろやってみたが、クレンザーが一番よさそうだ。

表面のツルツル感はなくなるが、割と簡単にきれいになる。

プラスチック用コンパウンドだと、なんらかの有機溶媒が入っているので、可塑剤がでてきてベタベタになるばかりか、かえって汚くなってしまう。

もっとよい高級クリーナーもあるのだろうが、フェンダーはどうしても岸壁やら桟橋やらであっというまに汚れるので、簡単に綺麗になったほうがよい。

私は、普段の生活では掃除が苦手だ。

ところが船だけは、比較的きれいにしている。

デッキ周辺のチークのニスが光沢を失いかけていたので、うす〜くニスを1コートだけ追加した。ニスは、気合をいれて塗るよりは、ちょっとした時間に、ちょこちょこ思い出したように重ね塗りするのがよいと思う。

ほんの数時間のメンテナンスだが、ちょっとだけでも気分が変わって、普段の生活のストレスが減るような気がする。

はやく出港したいが、まとまった休みまであと3週間!!

フェンダーが綺麗になった!